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原宿に本格「ピンサ屋」ー「ピザ屋」ではありません ー オープン(日本初)
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フェースブックでジュリアーノから「ピンサ屋」オープンの案内をもらったのは小一か月前だったか?
ジュリアーノのお母さんは、私のブログにも何度か登場した、いまやローマのナンバーワン日本料理屋「寿司千」の女将(おかみ)の千香子さんだ。ローマで日本料理屋さんが成功したら、次は日本にイタリア料理をもって逆上陸するのが千香子さんとジュリア―ノの夢だった。
原宿の駅を出ると、竹下通りに向かう。左にセブンイレブンを見て、そこを右に折れて枝道を行くと、ものの2分でお目当ての「ピンサ・デ・ローマ」の店はすぐ見つかった。
道々いろんな店の明るい照明が目を楽しませてくれる。クレープ屋さんのショーケースにはとんでもない種類の見本が並んでいた。
ブティックではウサギ首のマネキンが人目を引いている
オープンお祝いの花が入り口の両側にいっぱい並んでいて、ローマの剣闘士が出迎えてくれた。見ると、なーんだ、私の奉仕するナティビタの教会の信徒でマッサージ師のロッコではないか。どうやらローマの舞台衣装やさんから借りてきて、今日のイヴェントに花を添えるために飛んできたらしい。今夜チーフウエイトレスのような役で目を光らせているのはなかなかのイタリア美人だ。
通りに面した大きなガラスには文字が裏返って「マーロ デ サンピ」と読める。店のロゴはどうやらコロッセオか。
「ピンサ」はなるほど「ピザ」とは見るからに違う。一番違うの生地のようだ。普通のイタリアンピザは粉をこねてすぐ伸ばして焼くが、ピンサはしっかりこねて4-5日ゆっくり寝かせ、よく熟成させてからトッピングして窯に入れるらしい。
ピンサ作りの裏方さんも半分は若いイタリア人だ。こんな大きなシャンパンのビンが実用に供されrのを初めて見た。
ローマでお馴染みのオペラ歌手藤井やすこさんに原宿でお目にかかれるとは光栄だ。
この中世のお姫様のような装束のお嬢さんは誰か知らないが、いずれジュリアーノのお友達が扮したものだろう。
前イタリア大使も駆け付けた。大使館のパーティーには「寿司千」のケータリングが不可欠だったから当然といえば当然。女将の千香子さんは挨拶を読み上げた。藤井やすこさんの美声のイタリア・アリアが華を添える。スタイルも抜群。私が5キロ痩せたといったら、せいぜい頑張ってね、と励まされた。
今日の主役のジュリアーノは、お父さんの血を引いてダンディーな紳士に成長したが、初めて会った時はまだ学生だった。今やローマ大学で博士号を取って、立派な経営者、母親のよき右腕になった。そして今夜は終始ご満悦。
おや、ロッコと話しているのは飯坂温泉の老舗旅館「吉川屋」の大女将(おおおかみ)ではないか。千香子さんが福島出身で、ローマの「寿司千」を開くとき、いろいろ助言をして下さったという。今回わたしはキコのシンフォニー「罪のない人々の苦しみ」の一団を引き連れて、宮内庁ご用達のこの温泉宿に泊めていただくことになっている。
パーティー開場から一時間、レストランは立錐の余地もないほどに込み合ってきたので、私は静かにフェードアウトした。
「ピンサ」の故事来歴は下の URL を御照覧あれ。ピッツァ・ナポリターナなどよりはるかに古い、ローマ時代からのイタリア人の食文化で、チェーンストアのピザ出前屋さんの商品とはものが違う。世界で流行し始めているらしい。
「ピンサ・デ・ローマ」
東京都渋谷区神宮前1-9-8 KI438ビル1F
Open 11:00 - 21:00
Tel 03-6455-5883
一度ご来店下さい !