キマグレ競馬・備忘録

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ブラウンとホンダF1撤退

2009年04月09日 | Sports
開幕2連勝を飾ったブラウン氏がホンダについて語ったそうです。
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ホンダはF1撤退を悔しがっているとブラウン(yahoo!)
将来の成功がほぼ約束されていたにもかかわらず、その直前にF1撤退を決断したホンダは、悔しさをかみしめていた。そう主張するのは旧ホンダF1であるブラウンGPのチーム代表を務めるロス・ブラウンである。ブラウンは、ブラックリーに拠点を置くチームの指揮権を、不況にあえぐ本田技研工業からわずか1ポンド(約147円)で譲り受けた。「撤退を余儀なくされた彼ら(ホンダ)が非常に悔しがっていたのは確かだ」54歳のブラウンが『Bloomberg(ブルームバーグ)通信』に語り、さらに続けた。「ホンダの重役たちからたくさんのメッセージをもらった。チームが明らかに前進しているにもかかわらず、ビジネス上撤退せざるを得なかったことを悔しく思っているんだ」チームは過去2年間低迷していたが、2008年にホンダが多額の資金を投入して開発したのが現在BGP001と呼ばれているシャシーだ。メルセデスエンジンを得たブラウンGPのクルマは2009年開幕戦、第2戦で共にポールポジションを獲得、さらに2連勝を決めている。F1の最高権威バーニー・エクレストンは、そのシャシーがレースに勝てるものであることをホンダが、撤退前に気づかなかったという事実に驚いている。「巨額の資金をつぎこんで回収することもできず、おそらくはクルマのポテンシャルにも気づかなかったのだろう」と、先週末にマレーシアでエクレストンが話している。「もし彼らがそのポテンシャルに気がついていたら、撤退しなかっただろうね。撤退しなければすべてはホンダの名の下に行われていたのだから」ホンダの広報担当者はコメントを避けている。
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ブラウンやエクレストンの言い分は結果論なので特に気にすることでもないと思います。もしホンダエンジンだったら、こんなに良い結果になっていない。昨年末に本業を重視するという理由で、ホンダはF1を撤退しました。仮に今回撤退しなかった場合でも、ホンダがGMやクライスラーのように苦境に陥るとは思いませんが、それでも撤退を決めたのは、株主の意向やなかなか成果が上がらないF1の費用対効果を考慮したからです。「F1でチャンピオンになるのは永年の夢」と言い続けてきたホンダが、簡単にその看板を下ろしてしまったのは、今となってはとても残念。ホンダは、諦めの良い会社です。
そういえば、以前のホンダのホームページには「夢」という文字がデカデカと書かれてあったように記憶していますが、こちらもアッサリ消えてしまいました。「夢」は儚く散ってしまったということなのかな。よく朝令暮改と言われますが、もともと骨太なポリシーの無い会社なので、これは仕方がないかも。

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