この日の中山競馬場では、障害レースのG1中山グランド・ジャンプがありました。普段は午前中の平地競争の合間に行われることが多い障害競走ですが、この日はメインの大観衆の中で(皐月賞より少ないけど)激しいレースが行われました。(写真は優勝したスプリングゲント号です。)馬術の障害競技は何度も見ていますが、競馬の障害レースは次元の違う速さで、高い障害を思い切り超えていく姿はとても迫力があります。障害を越える時は、騎手がバランスを崩して落ちそうな感じになったりして、とても危険な競技だと思いました。1日1レースしか行われない理由もよく判ります。このレースでは障害での落馬もなく、観客から大きな拍手が聞こえました。果敢に障害にチャレンジしていく騎手と馬に敬意を表してのことでしょう。馬券ははずれたけど、とても雰囲気が良くて気持ちの良いレースでした。
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