キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

F1中国GP

2010年04月20日 | Sports
雨の中国GPは、なかなかスリリングで面白いレースでした。
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バトンが今季2勝目!可夢偉は4連続リタイア/F1(サンケイスポーツ)
F1世界選手権第4戦中国GP決勝(18日、中国・上海国際サーキット=1周5・451キロ×56周)昨年の年間チャンピオンのジェンソン・バトンが今季2勝目、通算8勝目を挙げた。2位にはルイス・ハミルトンが入り、マクラーレン勢がワンツーフィニッシュを果たした。今季ここまで完走のない小林可夢偉=ザウバー=は1周目の多重クラッシュに巻き込まれ4戦連続のリタイアとなった。レースは雨の中で行われ、途中セーフティーカーが入るなど荒れた展開となった。各ドライバーがタイヤ戦略やマシンの挙動に手こずる中、バトンはベテランらしい的確な判断と堅実な走りを見せ、今季初勝利を挙げた第2戦の豪州GPに続きウェットコンディションでの強さを発揮した。
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バーレーンの開幕戦を見た時は、今年は退屈なレースが続くような予感がしましたが、序盤戦のレースでは、天候による路面の変化が面白いレースを演出してくれているように思います。今回もタイヤ選択で明暗が分かれ、1-2フィニッシュとなったマクラーレンのバトンとハミルトンのレース戦略は、まるで「ウサギとカメ」のようでした。
タイヤがボロボロになるまで飛ばして4回ストップのハミルトン(ウサギ)と、タイヤをいたわって2回ストップのバトン(カメ)で、結局バトンが勝ちました。彼の冷静な走りが光るレースだったと思います。予選では下位に沈むこともあって、予選の一発の速さは無いけれど、レースになるとなかなかしぶとく走り、今年の2勝目を勝ち取りました。
バトンと比べると、ハミルトンは確かに速いドライバーですが、ピットレーンでもヴェッテルとレースするほど熱くなり、ドタバタしている印象があります。元チャンピオンとして、もう少し冷静になればいつでも勝てるドライバーなのに勿体無いと思いました。ヴェッテルは、今回も不運でした。アロンソのフライングでペースが狂ってしまったような印象でした。雨も上手く走れるドライバーですが、レースだとなかなか結果が出ない感じです。現状、ドライの速さは敵無しなので、欧州シリーズでは巻き返しがあると思います。いずれにしても、今年は面白いシーズンになりそうです。

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