とても楽しみなニュースです。
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はやぶさのカプセル、6月13日に地球帰還 (ITmedia News)
惑星探査機「はやぶさ」に搭載したカプセルは、6月13日に大気圏に再突入し、地球に帰還する予定だ。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月21日、惑星探査機「はやぶさ」に搭載したカプセルが、6月13日に大気圏に再突入し、地球に帰還する予定だと発表した。着陸想定地を管轄するオーストラリア政府からこのほど、着陸許可を得た。
検討中の計画によると、はやぶさは13日午後8時ごろ(日本時間)にカプセルを分離。カプセルは午後11時ごろ大気圏に再突入し、1時間以内に着陸する予定だ。着陸場所はオーストラリア大陸南部の砂漠地帯のウーメラ立入制限区域。カプセル分離後、はやぶさ本体は大気圏に突入して燃え尽きる。 はやぶさは、小惑星「イトカワ」で岩石採取にチャレンジしており、カプセルにはイトカワの岩石が収納されている可能性がある。
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2003年に打上げられた小惑星の探査機「はやぶさ」が、6月に帰還することが確実になりました。既に地球を周回する軌道に入っており、最難関の大気圏突入に向けて軌道の微調整を行っています。小惑星のサンプルを持ち帰るのは初めての事で、もしカプセルの回収が出来た場合は、宇宙開発の歴史に残る画期的な業績となりそうです。
当初予定していた岩石の採取には失敗したという情報もありますが、こればかりは蓋を開けてみないと判りません。カプセルの中に何が入っているかとても楽しみです。確かに着陸したという証拠(小惑星のかけら)が入っていれば良いのですが、もし何も無かった場合、「アポロ計画の捏造」支持者達から疑問の声が上がるかもしれません。カプセルを開ける瞬間の関係者の気分はどんなものでしょうか。