上海万博の日本館が公開されました。
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日本館初公開、評価いまひとつ=上海万博、開幕まで1週間(時事通信)
5月1日の上海万博開幕まで24日であと1週間。3日目のリハーサルが行われた23日には、日本館が初めて公開され、最大3000人が行列をつくった。ただ、見終わった中国人の反応は「つまらなかった」「観客を急がせる割に出し物までの待ち時間が長い」など評価はいまひとつだった。
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上海市民が待ちに待った上海万博の開幕を1週間後に控え、日本館がお披露目されました。テレビの画像で日本館の映像を見ましたが、薄い紫色で角が生えた蚕のような変な形のパビリオンです。他のパビリオンが直線基調の建物が多いのに対し、日本館は東京ドームの天井のような丸くて物凄く違和感のあるデザインで、目立つとは思いますが決して美しいデザインとは思えない。むしろ中国人が日本のシンボルと考えている「富士山」をイメージしたデザインのほうが親しみ易かったかもしれません。外観の説明として、「紫は、日本館の外観の色合い。日本においても中国においても気品のある色合いとされていること。蚕の島は、日本館の外観の形が蚕の繭を連想させること。蚕が作る絹糸は日中の文化のつながりの象徴の一つでもあること。蚕はいつか高貴な姿に生まれ変わるという意味で中国では不老不死の象徴ともなっていること。」を挙げていますが、ちょっと考え過ぎかも。
外観はともかくとして、中身では他の国々とは一味違う展示内容に期待したいものです。
(もっとも見終わった中国人は「つまらなかった」と言ってますので、こちらも期待薄ですが)