フロッピーディスクの終焉が近いようです。
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さよならフロッピーディスク、来年3月販売終了(読売新聞)
ソニーは23日、パソコンで作成した文書やデータを保存する記録媒体「フロッピーディスク」の販売を2011年3月末で終了すると発表した。ソニーの撤退で国内最大手の製品は姿を消すことになる。現在の直径3・5インチ型はソニーが開発し、1981年に世界で初めて米国で発売し、日本では83年に発売された。しかし、近年はハードディスクやDVD、USBメモリーなど新しい記録媒体に押されて需要が減少。生産は中国メーカーに委託していたが、必要な部品の調達も難しくなっており、販売を終了する。
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90年代に大変お世話になったフロッピーディスクですが、国内大手の撤退により役目を終えることになりそうです。会社に入った頃、コンピュータのデータ保管に活躍していたのは、8インチのフロッピーディスクでした。厚紙のようなペラペラの袋に入った磁気ディスクで、どのような仕組みでデータが保管されていたのか判らない不思議な代物でした。この頃は、8インチ(128キロバイト)のフロッピーが当たり前でしたが、その後3.5インチの大容量(1.44メガバイト)のフロッピーが登場して一気に普及が進み、値段も安く使い勝手も良かったのですが、その後も続々と様々な大容量メディアが登場して徐々に廃れていってしまいました。3.5インチのフロッピーが登場した時は、サイズが小さくなったのに凄い容量だとビックリした覚えがあります。でも20年経って、今や記録容量はギガバイトの時代です。このようなメディアの変化を見ていると時代の流れを感じます。それにしても過去の遺物と思っていたフロッピーディスクを、今まで作り続けていたというのも驚きです。未だに使っている人が居るということですから。