キマグレ競馬・備忘録

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韓国 戦闘機開発動向

2011年02月12日 | Photo (&Aviation)
韓国も中国の戦闘機開発に刺激されているようです。
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日中に対する制空権を確保を目的に戦闘機計画に早期着手か=韓国 Y!【政治ニュース】
環球時報はこのほど、「韓国政府が日本、中国に対する制空権を確保するため、戦闘機計画の第3段階スケジュール(FX3次事業)について見直しを始めた」と報じた。記事は、「2010年年末に発生した北朝鮮との砲撃戦は、韓国の国防予算案に打撃を与えたが、韓国国内では北朝鮮の脅威に対抗するために、空軍強化を求める声が上がった」と報道。さらに、韓国国防関係者の「当計画は中国、日本に対する制空権を確保するためでもある」というコメントを引用した。韓国は2011年12月からFX3次事業の入札開始を予定しており、約9億ドルを投じてステルス戦闘機を60機購入する計画だ。当計画は2020年までの予定で、早ければ2015年にはステルス戦闘機が導入される可能性もある。韓国は同時にKFX計画も進めており、記事は「ユーロファイター社は、韓国がユーロファイタータイフーン計画に参加する条件でKFX計画に技術を提供する可能性がある」と報じた。中国が次世代ステルス戦闘機「殲20」開発に成功して以来、次世代戦闘機をめぐる動きが活発化している。日米両国は18日、F35戦闘機の性能に関する情報秘密保持協議に署名。日米メディアは、中国のステルス戦闘機「殲20」の登場が日本のF35購入を刺激したと伝えた。
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中国のステルス戦闘機開発が現実になり、周辺国の対中国への対応が慌しくなってきたように思います。そんな中、韓国の戦闘機開発の話題が出てきました。記事によると2015年から購入するステルス機(F-35)と自国開発の新戦闘機(ステルス機?)の計画があるようで、90年代に導入されたF-16、2000年代に導入されたF-15K戦闘機や国産のT-50練習機(軽攻撃機に転用可能)などを含めると、大幅な戦力増強となりそうです。将来的に日本の1/4ほどの国土を400機余りの戦闘機・攻撃機で守るわけですから、より広い国土を守る日本の防衛体制とは比較にならないかもしれません。(但し、記事が本当ならばの話ですが、、)
日本では、数年掛ってやっとF-4Jに変わる新戦闘機の選定プロジェクトが立ち上がったばかりですから、韓国とは意思決定のスピードの差を感じます。おそらくこれは、現実の戦争の脅威を感じている国と、戦争は昔の話と思っている国の違いかもしれません。まあ「平和国家」を自認する国ですから、他国の戦闘機の計画がどうであれ、日本には関係ないと言ってしまえばそれまでの話です。でも「平和」が当たり前ではないことも考えておくべきでしょう。
確かに子供手当ても大事ですが、尖閣諸島や竹島等の軍事動向を見ると、日本の防衛にも税金をもう少し割くべきではないかと思うこの頃です。

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