モータースポーツファンにとっては残念なニュースです。
------------------------------------------------
インディジャパン今季限り…もてぎが撤退(サンケイスポーツ)
米自動車レースの最高峰、インディカー・シリーズでインディジャパンを開催してきたツインリンクもてぎを経営するモビリティランドは9日、今季限りで同大会開催から撤退すると発表した。もてぎは前身シリーズを含め、日本大会を98年から開催してきたが、大島裕志社長は「昨今の経済環境のなか、継続開催は極めて困難で、IRLと(撤退で)合意した」とした。インディは今季、佐藤琢磨が日本人唯一のフル参戦ドライバーとして出場。インディジャパンは年間17戦の第15戦として、9月16~18日に行う。
-------------------------------------------------------------------------------
もてぎのインディカー・レースを毎年楽しみにしていましたが、今年限りで撤退というのはとても残念です。インディカーはF1以上に迫力があって最後まで誰が勝つかわからないレースで、実際に見るとなかなか面白いのですが、ルールが難しかったり、エンジンがワンメイクであること、日本ではドライバーやチームの知名度の低さのせいかあまり人気が無いようです。オーバルレースの定着を目論んでもてぎにサーキットを建設したホンダも、このシリーズが日本人向きではなかったことを改めて認識しているのでしょう。また、昨年から佐藤琢磨も参戦して、2年目の今年は大変期待していますが、おそらくもてぎ開催が無くなる来年の契約は厳しいかもしれません。今回の決定を受けて、もてぎのオーバルコースが今後どのような使われ方になるのかが気になります。オーバルは定速走行に向いたコースですから、燃費競争の舞台(エコラン)になるんでしょうか。