キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

F1日本GP ホンダ惨敗レースを観戦して

2015年09月28日 | Sports

昨日は、F1日本GPが開催されました。近年のF1のパターン通り、上位は淡々と周回を重ねるだけで、アクシデントが無い限り「上位争い」という言葉が死語になるような退屈さでした。ただ10位近辺の「入賞争い」はなかなか面白かった。それでもコース幅が狭くて抜き難いコースレイアウト上、順位変動は少なかったのですが、その中で「どんどん抜かれまくる」チームがありました。マクラーレン・ホンダです。
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2015年F1日本GPの日曜決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは11位だった。
■マクラーレン・ホンダ
フェルナンド・アロンソ 決勝=11位
ストレートで自分を抜いた他のドライバーたちが、コーナーでブレーキングを遅らせすぎたり、何かミスをしたりしているのを見ると(そういうマシンに簡単に抜かれてしまうのかと思うと)辛い。こっちが完璧なコーナリングをしても、ストレートではまた抜かれてしまうんだ。フラストレーションを感じる。
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昨日のレースは、見ているほうも辛かったけれど、抜かれるほうはもっと辛いでしょう。コーナーでは引き離しても、直線でいとも簡単に抜かれてしまう。中にはメインスタンド前で2台同時に両側から挟まれて抜かれる場面もありました。これはドライバーにとっては屈辱で、パワーユニットが非力ということ以外に説明のしようもない。「ルノーよりパワーがある」と言っていた総責任者の言葉は、誰も信じていないと思う。継続参戦しているフェラーリは今年、1年10ヶ月ぶりに優勝したけれど、毎年参戦・開発しているチームでも、これくらいの時間が掛ってやっと勝てるレベルまで来たのです。ホンダが今年の反省を基に来年のパワーユニットを作っても、すぐに勝てるほど甘くはないと思う。なのでファンとしては、難しいのは判るけれど、とりあえず「直線で抜かれない」ように頑張って欲しい。こんなレースを続けていると、一流のチームだった「マクラーレン」も「ホンダ」も本当にブランド力が失墜してしてしまうと思う。

とまあ、外野はいろんな事を言うけれど、当事者の苦労もわかるので、3年くらいの長い目で見てあげたい。「石の上にも三年」と言いますから。


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