キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

航空自衛隊再編

2015年09月03日 | Current news

久し振りに飛行機の話題。関東のミリタリーファンには悲しいニュースです。
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百里基地がF-4 2個飛行隊に 平成28年度防衛予算概算要求

防衛省は、2015年8月31日に平成28(2016)年度概算要求の概要を発表しました。この中で航空自衛隊戦闘機部隊の移動計画が明らかになりました。計画は、南西地域の防衛体制強化と各種事態の実効的な抑止および対処可能な航空優勢維持のためとし、築城基地(第8航空団)の戦闘機飛行隊を2個に、新田原基地のF-4飛行隊と百里基地のF-15飛行隊の入れ替え、飛行教導群を広大な訓練空域に隣接する小松基地へ移動するとしています。2015年度内に那覇基地のF-15飛行隊が2個になり第9航空団が編成され、その後備えとして九州の航空団の機材が新しいものに増強されるのがわかります。反面、首都防空を担う百里基地がF-4 2個飛行隊と弱体化します。主力戦闘機の更新が遅れたツケを最小限にしようとする苦肉の策とも見えます。
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以前から、F-15部隊は九州・沖縄方面に移動する傾向が続いていましたが、とうとう百里基地のF-15まで借り出されることになりました。国の防衛ということを考えると、戦力は前線に近い位置に配置するべきであって地勢的に最も安全な関東にF-15を配置する意味はないと思います。とりあえず首都圏防衛はF-4に頑張って頂いて、F-4が退役した後は、F-2が配備されることになるでしょう。(F-35の配備は、三沢と築城?)関東のミリタリーファンは、F-15が見たいときは、小松か千歳或いは新田原まで出かけることになります。気軽に行くことはできないけれど、例えば小松基地であれば、北陸新幹線もできたことだし、観光を兼ねて戦闘機を見に行く旅行を企画してみるのも良いとおもいます。日本経済の活性化にも貢献できると思いますが。

F-15部隊移動の時は、きっと百里基地のフェンスの外で「さよなら」を叫ぶ航空ファンが出現することでしょう。


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