高松宮記念はセイウンコウセイが優勝しました。
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【高松宮記念】春G1開幕戦はセイウンコウセイがV!重賞初制覇 By スポニチ
「第47回高松宮記念」(G1、芝・1200メートル・小雨・やや重)は26日、中京競馬場11Rで行われ、幸騎手騎乗の5番人気、セイウンコウセイ(牡4=上原厩舎、父アドマイヤムーン、母オブザーヴァント)がG1初制覇。勝ち時計は1分8秒7。
シュウジが好スタートから先行し、セイウンコウセイは先団の位置をキープ。1番人気のレッドファルクスは中団、2番人気のレッツゴードンキは中団後方からの競馬となった。シュウジが先頭のまま4コーナーを通過したが、直線に入ると外からセイウンコウセイが軽快な末脚で先頭に浮上。レッドファルクス、レッツゴードンキなどの追撃をかわし、1着でゴールした。1馬身1/4差の2着がレッツゴードンキ。そこから首差の3着がレッドファルクスだった。
セイウンコウセイは初の重賞V。全戦績は15戦6勝
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混戦が予想された今年の高松宮記念ですが、追い打ちをかけるように朝から雨が降って、難しいレースになりました。結果は、内枠を利した重馬場得意の人気馬で決着しました。勝ったセイウンコウセイは、直近4戦で3勝の安定感。しかも重馬場にも強い。2着のレッツゴードンキーは前走重賞勝ちで、調子の良さを持続してG1馬らしい追い込みでした。3着は中段で優勢にレースを進めたレッドファルクス。いずれも持ち味を生かした競馬でしたが、セイウンの重馬場での末脚は他を圧倒していたように見えました。とても良いレースだったと思います。幸騎手も2008年以来、久し振りの高松宮記念制覇でした。残念だったのは、前走までこの馬に乗っていた松田騎手です。免停中の交通違反で捕まって騎乗停止となり、このレースへの出場ができませんでした。結果論ですが、自分の行いでG1制覇の可能性をフイにしてしまって、勿体無い行動だったと思います。騎手生命も危うい状況となっており、アナ騎手として応援していたのに、この馬で出場できなかったのが本当に残念です。レースには関係ないことですが、この馬のG1勝利でそんなことを思い出してしまいました。また4着のティーハーフも全く人気が無かったのですが、内枠の国分騎手に期待して複勝買って応援していました。結果はあと一歩及ばすでしたが、不人気馬をうまく最短距離を走らせて、上位に持ってきた大変良い騎乗だったと思います。なかなか勝てない騎手ですが、G1でこういう騎乗ができるのであれば、今後に期待できると思います。是非頑張って欲しいです。
ということで、予想の結果は、
◎メラグラーナ(10着)
〇レッドファルクス(3着)
▲シュウジ(15着)
思ったより天候が悪化して、重馬場に近い状態だったのが響いたのか、3着のレッドファルクス以外は、馬群に沈んでしまい、どこかへ行ってしまいました。