例年、高校野球の結果を気にしたことはなかったのですが、今年は違いました。
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金足農・吉田は881球で力尽きる、大阪桐蔭は史上初の快挙達成…甲子園最終日の結果
第100回全国高校野球選手権記念大会最終日は21日、決勝が行われ、大阪桐蔭(北大阪)が13-2で金足農(秋田)を破り、史上初となる2度目の春夏連覇を達成した。県勢として103年ぶりに決勝に進出した金足農は、5試合連続完投中だったプロ注目のエース吉田輝星(3年)が力尽き、東北勢初の優勝を逃した。
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今年の全国高校野球で最も印象に残ったのは、秋田の金足農業でした。公立の農業高校、少数精鋭で、予選からメンバー変更無しで勝ち上がり、甲子園では強豪校を次々と倒しての決勝進出でした。決勝では、超エリート校の前に力尽きてしまいましたが、彼らの頑張りは「高校野球の原点」を見るようで、清々しい気持ちになりました。何より公立高校でありながら、決勝まで行けたことが素晴らしい。どんな環境でも、努力次第で結果を残せることを証明したと思います。おそらく高校野球史の中で語られるチームの一つになるでしょう。それから大阪桐蔭は下馬評通りの強さで、こちらも優勝候補のプレッシャーに耐えてよく頑張った。初戦から圧倒的な強さが勝ち上がって、春夏連覇という記録を達成しました。今年の夏の高校野球は「記録に残る大阪桐蔭、記憶に残る金足農業」という大会でした。