キマグレ競馬・備忘録

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2011年 天皇賞(春)

2011年05月02日 | Horse Racing
春の天皇賞は、ヒルノダムールが優勝しました。
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最強はヒルノダムール! 伝統の春の盾制し頂点へ=天皇賞・春(スポーツナビ)
JRA春の最強古馬決定戦、第143回GI天皇賞・春が5月1日、伝統の京都競馬場3200メートル芝を舞台に争われ、藤田伸二騎乗の7番人気ヒルノダムール(牡4=昆厩舎、父マンハッタンカフェ)が優勝した。折り合いピッタリに中団のインを追走すると、最後の直線を力強く抜け出し、同期のライバルであるダービー馬エイシンフラッシュ(牡4=藤原英厩舎)を振り切って待望のGI初勝利。“最強4歳世代”と呼ばれる2007年生まれ世代の頂点に立つとともに、春の最強馬の座を手にした。やや重馬場の勝ちタイムは3分20秒6。 ヒルノダムールはこれでJRA通算14戦4勝、重賞は前走のGII大阪杯に続き2勝目。父マンハッタンカフェに続く天皇賞・春勝利となり、春の盾父子制覇は1948年シーマー・1955年タカオー父子以来、56年ぶり2組目の快挙となった。また、騎乗した藤田、同馬を管理する昆貢調教師ともに同レース初勝利。一方、内田博幸騎乗の3番人気エイシンフラッシュは半馬身差及ばず悔しい2着。さらに1馬身半差の3着には和田竜二騎乗の5番人気ナムラクレセント(牡6=福島信厩舎)が入線。なお、1番人気の支持を集めた四位洋文騎乗のトゥザグローリー(牡4=池江厩舎)は13着、武豊騎乗の2番人気ローズキングダム(牡4=橋口厩舎)は11着と、それぞれ大敗した。
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今回の天皇賞は、混戦模様で例年以上に強力な実力馬が揃ったレースでした。やや重馬場の3200mという長丁場のレースを、終始内側の良い位置をキープして体力の温存を図っていたヒルノダムールが、最後の直線で抜け出して勝ちました。レース展開のポイントとしては、先行馬になりそうだったナムラクレセントが、スタートで出遅れてしまったのが影響して、ぺースが遅くなってしまったことに要因がありそうです。とにかく先頭を走る馬が何度も入れ替わるような難しいレースで、どの馬も主導権が取れないままレースが続きました。バックストレッチでナムラクレセントが後ろからスルスルと追い上げて先頭に立った時は、ドバイWCのでデムーロのようにそのまま逃げ切るかと思いましたが、最後の1ハロンで力尽きて3着でした。出遅れが無ければ、この馬の勝利もあったかもしれません。
1番人気のトゥザグローリーは、折り合いを欠いて途中で一旦先頭に立つ場面もありましたが、その後はズルズルと後退してしまい、同じく折り合えなかった2番人気のローズキングダム共々下位に沈んでしまいました。また4,5着には、17番人気のマカニビスティーと18番人気のトウカイトリックがきています。この不人気の2頭が上位に喰い込んだというのが、今年の天皇賞を象徴しているような気がします。やや重の長距離レースでは、馬の実力差はあまり反映されず、馬場の適性とレース展開、折り合いがポイントになっていたように思います。今回はヒルノダムールでしたが、もし良馬場だったら人気順通りになっていたかもしれませんし、もう少し馬場状態が悪化していたら、別の結果になっていたでしょう。(これはいろんな見方があると思いますが、、)最近は馬の実力が拮抗していて、プロの競馬解説者泣かせ?のレースが多く、予想がなかなか当らない傾向にあるようです。この傾向が続けば、先週から始まったWIN5も高額配当が期待できそうです。

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