キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

マスターズ 片山晋呉

2009年04月13日 | Sports
普段はゴルフなんて全く見ない私ですが、今回のマスターズは面白かった。
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片山、日本最高の4位 カブレラ優勝/マスターズ最終日(サンケイスポーツ)
チャド・キャンベル(米国)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、ケニー・ペリー(米国)の3人が通算12アンダーで並び、3人によるプレーオフの末、カブレラが優勝した。まず、1ホール目でキャンベルがボギーを叩き脱落。2ホール目でカブレラがパーで、アルゼンチン初のマスターズチャンピオンとなった。首位と5打差の通算6アンダー6位タイからスタートした片山晋呉は、5バーディー、1ボギーの69で回り単独4位と大健闘した。4位は伊沢利光と並ぶ日本選手の最高順位。片山は2番ロングで2オンに成功しバーディー。5番でボギーとしたものの、7番でバーディーを奪って挽回。後半に入っても13番、16番、18番でバーディーを奪った。「今日は日の丸を背中に背負ってました。日本でみんなが後押ししてくれた」と最高の笑顔で4日間を振り返った。通算1オーバー、37位タイからスタートした今田竜二は、4バーディー、1ボギーの69で回り通算2アンダーでホールアウトした。
トップから7打差、通算4アンダー10位タイからスタートしたタイガー・ウッズ(米国)は1イーグル、4バーディー、2ボギーの68で回り通算8アンダーで6位。16番までタイガーチャージを見せ10アンダーまでスコアを伸ばしたが、17、18番の連続ボギーで優勝争いから脱落した。
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今年のマスターズは、石川遼選手の参戦でとても盛り上がりました。テレビの報道も彼の挑戦ばかり取り上げて、他の2人の日本人選手は影が薄かったのですが、石川選手の予選落ち後は先輩2人がその存在感をしっかり示してくれました。特に片山選手の単独4位入賞は、日本人としてマスターズ史上最高の順位で、そろそろ日本人プレイヤーも上位にランクされる時代が来るのかなとも思います。(あくまでも素人の意見です。そんなに甘くない?)
マスターズを見たきっかけは石川選手の参戦でしたが、結局プレーオフの優勝争いまで見ることになり、とても素晴らしいスポーツ番組を見せてもらったような気がします。次回のメジャーは全米選手権だそうです。これまで「全く見なかった」ゴルフですが、これからは「少し見ようかな」と思っています。

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2009 桜花賞

2009年04月12日 | Horse Racing
今年の桜花賞は、ブエナビスタが勝ちました。
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「桜花賞・G1」(12日、阪神)
もはや敵はいない。ブエナビスタが圧倒的な1番人気に応え、豪快な差し切りVを決めた。昨年の阪神JFに続き、4連勝で2度目のG1タイトルを獲得。安藤勝はクラシックの最年長V記録を69年ぶりに更新した。3冠への最難関と言われた舞台を制し、次はオークス(5月24日・東京)へ。夢は無限に広がる。なお2着は2番人気のレッドディザイア、3着にはジェルミナルが入った。
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テレビで観戦でしたが、ブエナビスタは、4コーナーを廻ったあたりではどの位置に居るのか判らないくらい後ろにいたのですが、アッと言う間に先頭に追い付いて抜き去りました。競馬を見に行くようになって未だ1年余りの私には、レースの駆け引きやコースの相性など詳細はよく判りませんが、この馬の能力の凄さだけはよく判ります。馬群の中に1頭だけチーターが走っているような感じがしました。(チーターに人は乗れないけど、、)
一度この目でこの馬を見てみたい気もしますが、もうG1クラスのレースしか出て来ないでしょう。仮にG2クラスのレースに調整で出たとしても、大観衆が来るので、人群に包まれるのが嫌な私は永遠に見る機会が無いかもしれません。こうなったら、未だ無名で誰も知らない「将来、ブエナビスタを打ち負かす馬」を探しに行くしかない。
ちなみにこの日応援していた馬は、コウエイハートという九州産の馬でした。残念ながら距離が合わなかったのかブービー賞でしたが、終盤までレースを先頭で引っ張って見せ場を作ってくれました。能力不足は明らかでしたが、こういう果敢なチャレンジは、たとえダメだったとしてもファンは納得するでしょう。それも競馬の楽しみ方だと思います。

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春の中山競馬場

2009年04月11日 | Horse Racing
春の暖かい日差しに誘われて、久し振りに中山競馬場へ出掛けてみました。
前回は1月中旬の一番寒い時期で、小雨の降る最悪の条件でしたが、今回は朝から快晴で気持ちの良い一日でした。遠くに桜も見えて緑もキレイだし、パドックやコースの馬がとても近くに見えて、前回は良くない印象だった中山競馬場を見直しました。いつも行く東京競馬場と比べてしまいますが、それぞれに良さがあるようです。
この日は、スタンド前から発走する芝レースをコース脇から見ました。スタンドでは大音響のアナウンスがあるのですが、コース脇まで来るとその音も小さくなります。出走の合図をするオジサンが旗を振った後、馬がゲートに入り、揃ったところでゲートが開いてスタートするわけですが、目の前で見ていると予告無くいきなり馬が飛び出してきます。陸上競技ならスタートの合図があるのですが、馬はスタートで音を出すと驚くのかも。逆に、飛び出す馬に人間の方が驚かされてしまいました。


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経済危機 追加対策?

2009年04月10日 | Current news
「100年に1度」の経済危機に対応するため、麻生政権が追加の経済対策を打ち出しました。
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家計にプラス? 追加経済対策のポイント(産経新聞)
「100年に1度」の経済危機に対応するため、麻生太郎政権が打ち出した追加経済対策は、まさに“政策総動員”となった。深刻化する雇用の安全網の整備など生活者の不安払拭に努めると同時に、太陽光発電の普及、エコカーや省エネ家電の買い替え促進など環境を中心に、将来の成長分野への投資を重視した。不況にあえぐ家計にとって朗報となる項目も多い。
《雇用》雇用保険の給付を受けられない人を対象に、職業訓練期間中の生活支援として、月10万~12万円程度の支給と上限8万円の貸し付けを行う「訓練・生活支援給付」制度を創設する。このほか、住居を失った離職者には、10万円以内のつなぎ資金を融資するほか、最大6カ月間、家賃の一部を補助する。また残業を減らすなどで非正規の雇用を守るワークシェアリングを実施した企業には、1人当たり最大45万円を支給する。
《子育て・医療》3万6000円の「子育て応援特別手当」は、すでに決まった平成20年度補正では、3~5歳(昨年3月末時点)の第2子からが対象だったが、第1子も支給対象とする。医療分野では、医師不足の解消や患者のたらい回しの防止のため、3100億円の《環境》省エネ家電の普及促進では、省エネ性能を星印で示す「多段階評価制度」で4つ星以上の冷蔵庫やエアコン、テレビを対象に、他の製品の購入に使えるエコポイントを購入金額の5%分付与。買い替えによるリサイクル費用も、ポイントで還元する。エコカー購入に対する補助金制度も導入。13年以上使った自動車を廃車にして一定の燃費基準達成車に乗り換える場合は普通車で最大25万円が支給される。車体価格230万円程度のハイブリッド車に買い替えた場合、21年度税制改正で実施されたエコカー減税の12万~13万円を合わせ、40万円弱の負担軽減となる。《税制》贈与税の減免(以下略)
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様々な経済対策が出てきていますが、対策の内容は全て「お金」です。経済対策だから当たり前と言えば当たり前なのですが、このような「おいしい話」があると、必ず制度を悪用したりする会社が出てくるものです。「残業を減らすなどで非正規の雇用を守るワークシェアリングを実施した企業には、1人当たり最大45万円を支給する。」なんて特に危ない。制度の抜け穴を狙う会社が出てくるでしょう。「子育て応援手当」も、今になって第一子適用になると不公平感を感じる人も多いのではないでしょうか。「エコポイント」もかなり複雑な給付制度(貰う時も使う時も申請が必要)になっており、こちらも相当高価な買い物をしない限り、煩雑なだけであまりメリットはなさそうです。いろいろな思い付き対策が出ているようですが、これは全て赤字国債だそうですから、いつかは自分のところに請求書が廻ってくることになります。国民のひとりとして、「百年に一度の経済危機対策」が、「永遠に続く国家財政の危機」にならないように祈っています。

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ブラウンとホンダF1撤退

2009年04月09日 | Sports
開幕2連勝を飾ったブラウン氏がホンダについて語ったそうです。
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ホンダはF1撤退を悔しがっているとブラウン(yahoo!)
将来の成功がほぼ約束されていたにもかかわらず、その直前にF1撤退を決断したホンダは、悔しさをかみしめていた。そう主張するのは旧ホンダF1であるブラウンGPのチーム代表を務めるロス・ブラウンである。ブラウンは、ブラックリーに拠点を置くチームの指揮権を、不況にあえぐ本田技研工業からわずか1ポンド(約147円)で譲り受けた。「撤退を余儀なくされた彼ら(ホンダ)が非常に悔しがっていたのは確かだ」54歳のブラウンが『Bloomberg(ブルームバーグ)通信』に語り、さらに続けた。「ホンダの重役たちからたくさんのメッセージをもらった。チームが明らかに前進しているにもかかわらず、ビジネス上撤退せざるを得なかったことを悔しく思っているんだ」チームは過去2年間低迷していたが、2008年にホンダが多額の資金を投入して開発したのが現在BGP001と呼ばれているシャシーだ。メルセデスエンジンを得たブラウンGPのクルマは2009年開幕戦、第2戦で共にポールポジションを獲得、さらに2連勝を決めている。F1の最高権威バーニー・エクレストンは、そのシャシーがレースに勝てるものであることをホンダが、撤退前に気づかなかったという事実に驚いている。「巨額の資金をつぎこんで回収することもできず、おそらくはクルマのポテンシャルにも気づかなかったのだろう」と、先週末にマレーシアでエクレストンが話している。「もし彼らがそのポテンシャルに気がついていたら、撤退しなかっただろうね。撤退しなければすべてはホンダの名の下に行われていたのだから」ホンダの広報担当者はコメントを避けている。
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ブラウンやエクレストンの言い分は結果論なので特に気にすることでもないと思います。もしホンダエンジンだったら、こんなに良い結果になっていない。昨年末に本業を重視するという理由で、ホンダはF1を撤退しました。仮に今回撤退しなかった場合でも、ホンダがGMやクライスラーのように苦境に陥るとは思いませんが、それでも撤退を決めたのは、株主の意向やなかなか成果が上がらないF1の費用対効果を考慮したからです。「F1でチャンピオンになるのは永年の夢」と言い続けてきたホンダが、簡単にその看板を下ろしてしまったのは、今となってはとても残念。ホンダは、諦めの良い会社です。
そういえば、以前のホンダのホームページには「夢」という文字がデカデカと書かれてあったように記憶していますが、こちらもアッサリ消えてしまいました。「夢」は儚く散ってしまったということなのかな。よく朝令暮改と言われますが、もともと骨太なポリシーの無い会社なので、これは仕方がないかも。

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桜をもとめて

2009年04月08日 | Photo (&Aviation)
桜を求めて我家の周りを歩いてみました。桜の木というのは普段は全く気がつかないのですが、花が満開になるこの季節になると意外と多いことが判ります。満開の桜を探しながら写真を撮っていたら、いつのまにか2時間も歩いていました。お陰さまで今日も筋肉痛です。


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F-22 戦闘機生産中止

2009年04月07日 | Photo (&Aviation)
F-22が生産中止だそうです。
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空自候補機 宙に浮く 米、F22戦闘機生産中止へ(産経新聞)
ゲーツ米国防長官は6日の記者会見で、米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22の生産中止をオバマ大統領に提言することを明らかにした。このほか、ミサイル防衛(MD)計画予算の大幅削減方針も決めた。F22は日本の航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の有力候補であり、政府のFX選定作業にも大きな影響を与えそうだ。オバマ大統領は厳しい財政事情を踏まえ、ブッシュ前政権下では聖域になっていた国防費の見直しを宣言していた。会見でゲーツ長官は兵器調達について「根本的に見直しを行わなければならない」と語った。具体的には、(1)F22を現在計画されている183機から4機増やして187機として生産を終了する(2)MD計画への支出を約14億ドル(約1400億円)削減する(3)計画が遅れている新しい大統領専用ヘリコプター「マリンワン」の購入を見送り、導入計画を検討し直す-ことなどを挙げた。F22はレーダーで捕捉しにくいステルス性を備えた世界最強の戦闘機とされ、1機約1億4000万ドル(約140億円)。ゲーツ長官はこれまで、F22について「冷戦時代の発想で設計されており、イラクやアフガニスタンでは使われていない」と生産継続に消極的な姿勢を見せていた。ゲーツ長官は一方で、開発中の高性能戦闘機F35への支出を増やすほか、現行のミサイル防衛網の強化を図る方針を示した。F35も日本のFXの候補になっている。
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航空自衛隊の次期FX候補機だったF-22が生産中止ということで、今後の機種選定に影響を与えそうです。これで自衛隊の「夢」も消え去り、「現実的」な選択になっていくでしょう。国民の税金で買う機材ですから、ぜひともコストパフォーマンスの高い機種選定を行って欲しいものです。個人的にはタイフーンは良い選択だと思います。性能はともかく、ビジュアル的な話ですけど。


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北朝鮮の飛翔体

2009年04月06日 | Current news
北朝鮮は「飛翔体」というものを打上げたのだそうです。
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北朝鮮飛翔体、米当局は打ち上げ失敗との見解(CNN) 
北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は5日、北朝鮮が発射した飛翔体が日本上空を通過したものの、太平洋上に落下したと述べ、打ち上げが失敗した可能性を示唆した。ギブズ米大統領報道官がNORADの発表として語ったところによると、「ミサイル」の一段目は日本海に、搭載物付きの残りの段は太平洋上に落下した。衛星の軌道に乗った物体はなく、日本領内に落下した破片もない。NORADは北方軍とともに、飛翔体が北米もしくはハワイに脅威を及ぼす可能性はないと判断しており、今回の発射について対応措置を取らなかったとという。飛翔体の搭載物が、北朝鮮の主張通り平和目的の人工衛星だったかは不明。多くの国々は、弾頭搭載ミサイルではないかと懸念している。北朝鮮側は衛星打ち上げが成功したと発表し、ミサイル発射説を否定。北朝鮮の国連大使は、打ち上げ成功に「満足している」とコメントした。
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今年また新しい言葉が登場しました。「飛翔体」。以前は、日本政府やマスコミの認識では「ミサイル」となっていて、その危険性を盛んに報道していたはず。一方、北朝鮮や他の国々では「人工衛星」と報道されていました。しかし、今回、日本のテレビ報道では発射直後から「北朝鮮の飛翔体」という難しい言い回しをしていました。でもこんな専門用語ではなく、一般市民にはもっと易しい言葉を使って欲しいです。
もし衛星なのかミサイルなのか未確認の飛行物体であれば、「UFO」と言うしかない。人工衛星とミサイルの違いは頭部に何を取り付けるかの違いですから、衛星も弾頭も付いていないとすれば単純に「ロケット」と言えば問題ないと思うのですが。

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北朝鮮ミサイル騒動とお花見

2009年04月05日 | Current news
北朝鮮が人工衛星を打上げたそうです。
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麻生首相「挑発、看過できない」=幹部集まり緊迫-官邸(時事通信)
東京・永田町の首相官邸では政府幹部らが次々と集まり、対応に追われた。発射の一報から数分後には、麻生太郎首相が「安全確認と情報収集の強化を指示した。そのほかの細目について言える状況ではない」と言い残し、険しい表情のまま足早に官邸入りした。
午後3時すぎ、改めて取材に応じた麻生首相は「極めて挑発的な行為で、看過できない」と北朝鮮を非難。一方で、「落下物の被害がなかったことはよかった」と安堵(あんど)の表情も。前日の誤発表騒ぎを踏まえ、この日の政府対応を「かなりうまくいった」と自賛した。
官邸には発射直後から、関係省庁の閣僚や米国臨時代理大使、韓国大使らが慌しく出入りし、緊迫した雰囲気が終日続いた。 
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何はともあれ人工衛星の打ち上げが失敗しなくて良かったです。(その後の情報では、衛星は確認されていないそうですが)記事にあるように、政府は「北朝鮮のミサイル発射」で騒ぎましたが、そういう大変な状況においても、度量の広い我が日本の一般国民は慌てず騒がず「お花見」を楽しんでいました。「お花見」ついでに言わせてもらえば、飲兵衛たちが座っている桜の木の下のブルーシートは何とかならないか。この明るい青色は、淡いピンク色のきれいな桜の景色を台無しにします。できれば、この時期だけでも桜色のシートにして欲しいです。(^^;)


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イチロー選手の故障

2009年04月04日 | Baseball
WBCの影響なのかイチロー選手が初めての故障者リスト入りだそうです。
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イチロー、潰瘍で故障者リスト入り=開幕欠場、復帰は16日以降−米大リーグ
【ラスベガス(米ネバダ州)3日時事】米大リーグのマリナーズは3日、イチロー外野手を消化器系の出血性潰瘍により、15日間の故障者リスト(DL)に入れたと発表した。同選手は米国9年目で初のDL入り。6日に行われるツインズとの今季開幕戦は欠場する。3月31日にさかのぼっての登録で、復帰は最短でも15日のエンゼルス戦となる。イチローは日米通算3083安打で昨季を終了。あと3本で張本勲氏の持つ日本記録を超える。今季は大リーグ初の9年連続200安打も懸かかっている。球団広報によると、イチローは3日、キャンプ地のアリゾナ州ピオリアで軽い調整を行った。チームへの復帰時期は現時点では未定。先のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の連覇に貢献したイチローは、大会終了後にチームに合流。3月30日のオープン戦で体調不良を訴えて途中交代した後、戦列を離れていた。球団によると、2日に検査を受けた結果、患部の出血は止まっているものの、医師が休養を勧めた。イチローは2007年8月から197試合連続出場中。大リーグ入り後の8年間で欠場は16試合だけだった。マリナーズのズレンシック・ゼネラルマネジャーは「イチローがどれほどチームを助けているか知っているだけに、DLに載せることはとても難しい決断だった」とコメントした。
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ケガも病気もしないイチロー選手が、出血性潰瘍で欠場するそうです。イチローもサラリーマンです。ストレスが溜まると内臓にしわ寄せが来る人が多いですが(私もその一人)、彼の欠場の理由を読んで親近感が湧きました。きっとWBCでの不調が影響してたのかもしれません。もう若くないのですから、あまり無理をせずにやって欲しいものです。
しかし、「故障者」という言葉にはいつも違和感を感じます。機械ではないのだから、もっと適切な表現はないのかな。

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F-22 事故発生率

2009年04月02日 | Photo (&Aviation)
先日墜落したF-22戦闘機ですが、事故率が悪化しているそうです。
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F-22、事故発生率は中古のミグ戦闘機並に悪化
先月25日に発生した米空軍のF-22「ラプター」戦闘機の墜落事故を受けて、F-22の米空軍が定める100万ドル以上の損害発生時の「クラスA」の事故率は6/100,000飛行時間となり、インドで運用されている中古のミグ戦闘並となったことが明らかとなった。老朽化問題を受けて最近になり事故が急増しているF-15やF-16の場合でも事故発生率は3~4/100,000飛行時間に止まっており、6/100,000飛行時間という数字は機齢が短くまだ実戦を経験したことのない戦闘機としては異例の高水準となる。量産版のF-22の全損事故は飛行管制プログラムの問題により2004年12月にネバダ州のネリス空軍基地で離陸直後に墜落した機体に次いで今回が2度目。F-22は機体の安定を操縦士ではなくコンピューターで制御しており、飛行管制プログラムに問題が起きた場合は、姿勢の安定を保つことが困難になるという欠点をもっている。(中略)RQ-1などの無人偵察機の場合、「クラスA」の事故率は30/100,000飛行時間、RQ-2Aの場合は363/100,000飛行時間にも及んでおり、米軍の航空機の場合、機体の自動運用化が進んだ機体ほど、事故発生率が高くなっている。(テクノバーン)
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機体の自動化が進んだ機体ほど、事故発生率が高くなっているそうです。そもそも事故を減らすために自動化しているはずですが、結果が逆になるというのはどう考えれば良いのでしょうか。事故率を減らすためには「自動化を止めればいい」と単純に考える人もいるかもしれませんが、これは飛行時間当たりの事故率で考えるからこんな結論になってしまうのだと思います。全く同じ条件で飛んだ場合なら、記事のような結論も考えられますが、中古のミグとF-22の飛行能力には大差がありますから、単純に比較はできないでしょう。また両者の単位時間当たりの運動量や飛行能力を勘案すると、F-22はミグよりも何倍も安全な飛行機だと思います。
まあ仮に事故率が同じだとしても、私は「中古のミグ」には乗りたくないです。



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入社式 荒波に船出

2009年04月01日 | Current news
今年も全国で入社式が行われたようです。
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入社式、荒波に船出 「変革へ挑戦を」訓示
世界同時不況からの出口が見えない中、東海地方でも1日、各地で入社式や入庁式があった。生き残りをかける企業や、税収の大幅な落ち込みで厳しいかじ取りを迫られる自治体トップらが、期待の新人に「変革に挑戦を」などと訓示した。約半世紀ぶりに業績が赤字となるトヨタ自動車の入社式は、愛知県豊田市の同社スポーツセンターで開かれ、2436人の新入社員が出席した。渡辺捷昭社長は「大変厳しい状況。この機会を次の時代への転換点ととらえ、自ら未来を切り開いていく認識と気概を」と述べた。(東京新聞)
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約20年前に入社式に出席した私ですが、当時の社長の訓示の一部だけよく覚えています。「今年は採用を増やしすぎましたので、辞めたい方はいつでも辞めていただいて結構です。」
今の時代に上場企業の入社式でこんな発言をすると相当問題発言になりそうですが、当時は誰も気にしていませんでした。円高の影響で期間工が解雇されて、今と同じように不景気な時代でしたが、社長の言葉をジョークみたいな感覚で捉えていたように思います。4月1日ですから。
しかし、写真に出ていたトヨタの入社式の新入社員は、皆さんお揃いのダークスーツで、何だか高校生の制服を着せられているようです。学生時代は、きっと個性を気取っていろんな服を着ていたはずなんですけど。今日から社会人になるのだから、ご両親に買ってもらったスーツはサッサと脱ぎ捨てて、これから自分の個性を発揮して欲しいものです。


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