三保の松原(みほのまつばら)。
場所:静岡県静岡市清水区三保。式内社「御穂神社」前の「神の道」(海岸に続く松並木の道)沿いに南へ進む。駐車場あり。
「三保の松原」は、三保半島の南側に広がる景勝地で、総延長約7kmの海岸線に5万本以上の松が茂り、富士山や伊豆半島が眺められる砂浜である。
全国各地にある「羽衣伝説」の舞台の1つで、いろいろなヴァリエーションがあるが、ここでは「昔々、伯梁(伯良、白龍とも)という漁師がいた。ある日、伯梁が松の枝に掛かっている美しい衣を見つけて持ち帰ろうとすると、天女が現れて「それは天女の羽衣で、それがないと天に帰れない。」と、返してほしいと必死に懇願した。伯梁は天上の舞を見せてもらうことを条件に羽衣を返し、天女は喜んで羽衣の舞を舞い、天に昇っていった。」という話が伝わっている。羽衣が掛かっていた松が「羽衣の松」というわけである。
おとぎ話はともかく、「羽衣の松」が「御穂神社」の「神の道」の先にあるということは、海側からみれば、この松を「依代(よりしろ)」として神がやってきて、神社に入っていく、ということになる。だから、この松は何代目でも良いのである。大事なことは、この松(の存在)を絶やさないこと、であるのだろう。
静岡市のHPから(三保):http://www.city.shizuoka.jp/deps/kanko/tabi_miho_guide1.html
写真1:「羽衣の松」。樹齢約650年。何代目?
写真2:同上(海側から)
写真3:「羽衣の松」の隣にある「羽車神社」。「羽車」は神の乗り物とされる。
写真4:「三保の松原」の浜辺から富士山が見えた。
場所:静岡県静岡市清水区三保。式内社「御穂神社」前の「神の道」(海岸に続く松並木の道)沿いに南へ進む。駐車場あり。
「三保の松原」は、三保半島の南側に広がる景勝地で、総延長約7kmの海岸線に5万本以上の松が茂り、富士山や伊豆半島が眺められる砂浜である。
全国各地にある「羽衣伝説」の舞台の1つで、いろいろなヴァリエーションがあるが、ここでは「昔々、伯梁(伯良、白龍とも)という漁師がいた。ある日、伯梁が松の枝に掛かっている美しい衣を見つけて持ち帰ろうとすると、天女が現れて「それは天女の羽衣で、それがないと天に帰れない。」と、返してほしいと必死に懇願した。伯梁は天上の舞を見せてもらうことを条件に羽衣を返し、天女は喜んで羽衣の舞を舞い、天に昇っていった。」という話が伝わっている。羽衣が掛かっていた松が「羽衣の松」というわけである。
おとぎ話はともかく、「羽衣の松」が「御穂神社」の「神の道」の先にあるということは、海側からみれば、この松を「依代(よりしろ)」として神がやってきて、神社に入っていく、ということになる。だから、この松は何代目でも良いのである。大事なことは、この松(の存在)を絶やさないこと、であるのだろう。
静岡市のHPから(三保):http://www.city.shizuoka.jp/deps/kanko/tabi_miho_guide1.html
写真1:「羽衣の松」。樹齢約650年。何代目?
写真2:同上(海側から)
写真3:「羽衣の松」の隣にある「羽車神社」。「羽車」は神の乗り物とされる。
写真4:「三保の松原」の浜辺から富士山が見えた。
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