眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

おにぎりとメルヘン

2021-09-02 00:49:00 | いずれ日記
 おにぎりを食べた。
 おにぎりは見た目にも愛嬌があり1つ手に持っていると様々な物と交換を持ちかけられることもある。一度手から滑り落ちればコロコロと転がりはじめて、持ち主を失ったおにぎりを求めて他の動物たちが寄ってくるが、実際にそれに触れることのできるものは希であって、運動をやめることのないおにぎりは街をまたぎいつしか見知らぬ森までも行くようなこととなり、そこで自分のおにぎりであることを主張すると妖精のようなものに邪魔をされたり、いくつかの答えのない問題を出されたり、おにぎりを与える見返りに無理難題を与えられたりするお話は多くの国に存在し、人々の口元を緩ませたり、また箸休めとなっているとうことは事実だ。
 いずれにしろ、おにぎりを包み込むためには別に海苔が必要となり、それには味付け海苔や焼き海苔などの種類があるが、どれを選択するかはそれぞれの好みによって自ずと決まってくるものと思う。


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