将棋教室に入って来た子が、だんだん強くなって行き、やがて講師と平手戦を戦うようになり、最初は負け続ける。
しかし、やがて棋力がアップして、いよいよ追い越される日がやって来る。
そして、1勝をもぎ取られた時点で、もうその子には未来永劫勝てなくなる、まるでオセロゲームで隅に置かれた瞬間に、これまでの白が黒に変わってしまうように。
オセロ作戦と命名したのも、そんな意味からで、早く強くなって負かして欲しい。
このミッションは、ユーキッチ君・イツキ君・ヒロ君が取組むには、丁度良いかもしれない。
(やる・やらないは、もう自分の判断でお願いします。)
・二段上の人と戦い、自分が読めない手を指されて吸収する。
・必ず感想戦(検討モードでの振り返り)を行い、自分の悪手を発見して補正(次の時は指さない)する。
問題は、自分の読んでない手が来た時に、感動するかしないかかもしれない。
「こんな手が、あるのか・・・・・・」と心が躍れば、知的興味が湧いてきて、もっと深く将棋の楽しさが理解できるようになる気がする。
それと、読みの精度をアップするには、詰将棋も併用して行いましょう。
ということで、こちらも激指4段と初手からスパーリング中。
矢倉のオープニングから、激指は右四間風に来たので、木村の矢倉での学習(KRS48)からディフェンスラインを構築して上の図。
急所の角頭を攻めて、ここまで来ました。
やや、作戦成功な雰囲気だが、どうなんだろう?
▲5四歩から入るか、▲4五歩を先に入れるのか、はたまた▲1五歩を入れる手が、あるのだろうか。
目標は、1日1回Hageyubi(激指)先生に、負かされる事にした。
史上最大の作戦も3週間が過ぎ、第一防衛ラインは突破したものの、次のラインまでに深い堀があって進まなくなった。
前回のマーケット・ガーデン作戦にならぬよう、ここからが勝負で遠すぎた橋幸夫にならぬよう忍の一手か。