先手:菅井五段 後手:阿部(健)五段の将棋から、中飛車VS三間飛車の相振り飛車のオープニング。
何と、ここから王様を左に移動させて、イビアナにしてしまう。
もともと相手を、イビアナにさせないためのゴキ中だが、相振りに来たところを逆方向へ、すたこらさっさと行くところが面白い。
右の銀を相手の手に乗って3八⇒3七⇒4六⇒5七⇒6八へ移動させ海兵隊が近衛兵に変身してしまう。
イビアナにしたら、飛車と角の交換はウェルカムで6六に居る自分の角に活を入れる。
最後は、お一人様終盤戦になって▲6二銀を見て後手は投了されました。
ここまでが、別荘近くに住まする、ある中飛車使いさんへ、こんな戦法もありますのメッセージ。
同じ戦法を極めるのも良いですが、温めご飯も用意しておくのも、手が広がって良いかもです。
さて、ここからが本題。
再掲図=投了図で、素人目にも先手優勢は明らかですが、ここから激指6段+に後手をセットして戦ってみた。
管理人の棋力だと(時間を無制限で使って)後手を投了させたのが149手目で、模範演技で先手も激指6段+にしてソフト同士戦わせてたが、後手が投了したのは、123手目でした。
NHKのお正月番組「逆転の将棋」で、アマがプロの投了図から指して負けちゃうのも頷ける。
ということで、終盤力をアップさせるには、詰将棋は勿論ですが、自分より強い人と駒落ちで戦って、終盤優勢の局面から勝ちきる練習が今までの方法でしたが、ソフトを使かえば毎日手軽にコアな練習が可能になります。
・ポイント
1.プロの先生の実戦棋譜で行い、最初は棋譜並べをする。
2.投了図から、激指最強の6段+で戦う。
3.投了図から、勝てる様になったら、投了数手前に戻して、さらにそこから戦ってみる。
4.棋力が備わって、勝てる様になったら、更に前へ前へと進ませる。
これくらいの局面から勝てるようになれば、アマ名人戦・竜王戦の県代表も夢で無くなるかも・・・・・。