秋の運動会シリーズも重なったのか、山王土曜教室は少ない参加者だった。
来てくれた子供たちは、こんな回はラッキーで少人数集中講座が受けられる事になる。
9時から始まるのに、8時30分には、もう早い子が来ていてくれて大盤の駒とか触りたがり、いつもながらの子どもの風景である。
浦野先生の1手詰ハンドブックから何題か出してみて、一緒に9時まで遊んで居るうちに王手の意味や成り・不成・駒の行ける所や行けない所を確認してみてウッキー先生にバトンタッチして始まった。
ノムラ君とリョウータ君が来てくれていたので、対局させると手が早い早いの早過ぎの、反射神経対局になっていたので扇子を持たせてみた。
扇子という異物を持たせる事で、指すスピードを遅らせるとともに、持駒をパチパチして考えるリズム癖を直す為であったが、局面が佳境に入ると元に戻ってしまう。
まま、いきなりは直らないだろうから、ポチポチ行きましょうか。
上の写真のように、将棋としては立派に組んで指せる様になっている。
特に、リョータ君が棒銀一途のノーガードから変身したのは大きい。
まだまだ、手が早かったので指す前に自分の飛車・角と相手の飛車・角の位置(持駒になっいる事も含む)を確認してから指す様にと、長野の師団長先生から習った局面の見方を伝授してみた。