いよいよ、いけしお作戦の発動。
対象者はヒロ君で、私はJT杯を見据えて仮想ユー君になってみた。
カラクリは、
1)Hageyubi先生を、起動して解析モードにする。
2)候補手を7手にセットして、5段+程度の段階で判断する。
3)次の一手を、自分の棋力で考え指し手を決めてから、解析モードを「確認する。
4)Hageyubi先生の手を選ぶか、自分の考慮した手を選ぶかは、その時の現場の判断にする。
さて、初めての対応はどうなったでしょうか。
先手:ヒロ君 後手:管理人
68手目までは、互角の形勢だが、ここで少し悪い手が出るが。
68手~114手まで、形勢の差のブレが無く、安定した棋力になっている事が分かる。
まだまだ実験段階だが、地方に住んでいると自分より少し強い対戦相手に恵まれる事も少なくなり、特にその地域のトップより棋力が勝ってしまうと、そこからの成長が止まってしまい興味も薄れて行ってしまう。
現在は、ネット対局があるので地方の差も薄くなったと伝えられていますが、ネットはどうしても早指しになり、ゆっくり考える習慣が身に付かなくなってしまう弱点もある気がします。
対人将棋で、常にアマ高段者に指導受けられる仕組みが出来ないだろうか、そんなラーニングシステムが「いけしお作戦」です。
さて、この後どうなる事でしょうか。