諏訪大社上社前宮を出て、上社本宮の近くまで行き、神宮寺交差点を右折して北方向へ。

それをまっすぐ行くと、やがて左手に諏訪の老舗店ハルピン本店が見える。

諏訪でラーメンと言えばハルピンが最も有名である。
同じハルピンの名前で本店以外にもこの地域にはいくつか店舗があって、私もそこへ行ったことはあるのだが、私はハルピン本店のニンニクラーメンが一番好きで、もっぱらこの本店ばかりに来ている。
いわゆるご当地ラーメンや二郎系等のナントカ風のスタイルというラーメンではなく、ハルピンはハルピン独自のオリジナリティ溢れるラーメンが楽しめる。
入店してすでに満席の場合、着席する前に「お待ちの方、ご注文が決まっていれば先にお伺いします」と店員さんに言われるが、大抵どのお客も即座にスラスラと答える。
リピーターだらけのお店なのだ。
私もそう聞かれたので、「ニンニクラーメンの普通盛りを1つと大盛りを1つ、どちらもタマゴを加えてください。あと、仔豚飯を1つ」と答えた。
ガラス窓側の人たちが待っている待ち客で、私たちはその列の最後尾。その向こうの価格表を見ると・・・ありゃ、価格が上がってるねぇ。

ジリジリと上がってるなとは以前から思っていたが、久しぶりに来てみると、ドン!と価格が上がっている。

【2022年12月30日の撮影】
ちなみに10年前に私が撮影したメニューこうだった(↓)。

4年前の画像もこのブログで発見した。それはこうだった(↓)。

10年前と4年目前を比べると、ハルピンラーメン(600円⇒650円)、ニンニクラーメン(600円⇒650円)、醤油ラーメン(500円⇒550円)とすべて50円上がっている。
コロナ禍で私もしばらく来なかったから「ニンニクラーメンは650円である」と私も勝手に思い込んでいた。
しかし現在の画像を再掲するとこうだ(↓)。

10年前と現在を比較すると、ハルピンラーメンは150円、ニンニクラーメンは250円、醤油ラーメンは220円、価格が上昇したことになる。ちなみに、ここで醤油ラーメンを食べる人はほとんどいない。
諸物価高騰の状況は、ハルピン本店のメニューでも見てとれる。
着席すると水(手前)とジャスミン茶(左奥)が出て来る。水は勝手にお替りできる。

今回は食後にプーアール茶が出て来たが、そのサービスは初めて経験した。
ハルピンは唐揚げ店も展開していて、そこの割りばしが置いてあった。

こちらが仔豚飯だ。

崩した豚肉(おそらくはあっさり系叉焼)入り炊き込みご飯のハーフサイズで、なかなかおいしいですよ。

それを食べている途中で、今度はニンニクラーメン大盛りが出て来た。

これですよ、これ。
私の大好物。
タマゴも入っているねえ。このタマゴがめちゃうまい。ゆで卵をタレに漬けたものだ。叉焼はアッサリ系。ノリ、モヤシ、ネギ。

スープは重いスープで美味しさが沈殿しているから、お箸に麺を絡ませて底からゴソッとすくうようにして食べると良い。

ハルピン本店さん、いつもおいしいです。
ごちそうさまでした。

すぐ近くにある綿半(ホームセンター)へ寄る。

買い物したら、山荘へ帰ろう。
尖石遺跡公園の近くまでやって来た。ドガティ君とよく散歩するところだ。

阿弥陀岳がすぐ近くに見えて来たヨ。

やがて阿弥陀岳の麓の山荘に到着する。
綿半で買ったのは伸縮する物干しざおだ。二階の屋根裏部屋で洗濯物を干すのに使うことにした。

薪ストーブにも小さな物干しざおが備えられている。

こうして伸ばして、タオルや布巾をかけられる。

それとは別に小さな据え置き型で樹脂製の物干しもあるので、それをストーブ廻りで使うこともある。
しかし1階のストーブ廻りというのは、この狭い山荘の中心部であり、そこに洗濯物があれこれあるというのはちょっと煩わしい。
そこで二階の屋根裏で使える物干しざおを購入することになったのだ。
屋内が温まると屋根の上の雪が溶けてつららが出来る。

滞在中、このつららがどんどん長くなった。

薪ストーブに点火する時に使う新聞紙(↓)。

15年ほど前の金融危機の頃の記事だ。今年はそこまでひどくないにしても、ちょっと危ないことになるかもしれない。米国ではこれから久々の景気後退期に入りそうである。
睡眠中のドガティ君。ストーブ前の特等席だ。

こちらが諏訪大社上社前宮で頂いて来たお守り。

交通安全と無病息災。
【つづく】