「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

鎌倉市大町から逗子市小坪へ(2) 名越の切通を抜けて逗子へ

2023-01-30 19:11:11 | あちこち見て歩く
妙法寺を出た。


すぐに名越踏切。


そこから奥に入ると山深い大町の住宅地に入る。

前回に続き小川コータ&とまそんで、ことのは♪


細い道を抜けましょう。


すると邦栄堂製麺所に出る。


価格表を見る。


ここの麺はおいしい。

江ノ電稲村ヶ崎駅前はぶか牛肉店でも、邦栄堂さんの細麺を売っている。

私は今回、平太麺を購入した。つけ麺用だ。


帰ったら、炒めて食べよう。

戸井田工務店。


鎌倉に昔からある立派な工務店だ。

また別の道に移りましょう。


ここでまた横須賀線の踏切がある。


こちらは名越坂踏切だ。


さっき見たのは名越踏切。坂があるかないかの違い。

ここからは坂があるからね。名越坂踏切。

こちらに魅力的に見える道がある。


ちょっと入ってみた。

すると谷戸の奥の畑に出た。


しかしそれだけの話。

本来の道に戻る。急坂だ。


昔からの坂よ。

現代的にはコンクリートに穴を開けただけのよくある道。

鎌倉市のマンホールのふた。


やがて道は細くなり、絶壁に支柱を立てただけのなんとも怖い道になる。


下は谷で、JR横須賀線が走っている。


現代の車道もJR横須賀線も同様だが、明治時代以降にトンネルを掘る技術が出来てからの通り道だ。

それまでは、逗子から鎌倉に入る道と言えば、飯島(海岸沿いの鎌倉と逗子の境)の岬の波打ち際の細い道を恐る恐る通るか、今回歩く山の中の名越の切通を行くくらいしかなかったのだ。

鎌倉七口と言われる有名な切通の中でも、東側にあって海寄りなのが、この名越の切通である。今回の道は大変重要なところ。


こんなところよ。


ここを入って行く。


古道だね。細い。


下の道しるべで言うと、私は左から来て右へ行く。


これまた結構な上りですよ。


あ、見えて来た。


逗子から鎌倉に入る名越の切通は3つに分類されている。


逗子の方から数えて、第一、第二、第三となる。

今私は鎌倉側から歩いているので、ここが名越の第三切通だ。


そこを通り過ぎる。


振り返るとこんな景色だ(↓)。


ここで曲がると、ハイランド住宅地に行ける。


私が住む西武七里ガ浜住宅地と同じく、ハイランド住宅地は、西武が昭和の時代に鎌倉と逗子にまたがって開発した大きな住宅地だ。

そちらに行く道もかなり魅力的なのだが、今回は時間がないので、このまままっすぐ行くことにする。


名越切通がどれだけ重要な道だったかは、これを読めばわかりますよ。


ここはもう逗子市。

逗子市の管理になっている。


下の画像で右上に歩いている人が見えるが、これはまんだら堂から出て来た人たちだ。


まんだら堂は普段は開放されてないが、たまに期間を定めて見せてくれる。

7~8年前にそういう機会があって、私たちも見に行った。

以下の2枚の画像はその時撮影したものだ。

巨大なやぐら群である。


見事なものだから、ぜひご覧になってください。

因みに昨年は10月から12月にかけて絶賛公開中だった。

今年の予定は私はわからない。逗子市にお尋ねくださいね。



さて、ここを通り過ぎる。

次の切通がやって来る。

これが第二の切通だろう。


楽しい道だよね。

ここをちょっと前までは、人々がせっせと歩いたわけだ。

何百年もね。

どんな思いを抱いて、どんな人がここを歩いたのでしょう。

今じゃこのはるか下のトンネルを、みんながクルマで軽々と通り抜けるけどさ。


私は左から右へ行く。


以前もこのブログに書いたと思うけれど、「亀が岡団地(逗子市小坪1丁目)」というのは、かつて私が住んでいたところだ。

私が住んでいたのは、1990年代初めの話である。もう30年ほど前だ。

この古道はその場所へ向かっている。

あ、現れた。これが名越の第一切通だ。

いいでしょ、これ。


どれだけ細いねん?ってくらいに細い。

人が通り抜けられれば、それで良かったのだ。

正に切通だよね。朝夷奈の切通などに比べればすごく細い。

ブログを書くのは、実はとっても面倒なんだけど、こういう場所を画像とともに紹介するのは楽しい。


振り返ると、こんな風に見える(↓)。


いい道でしょ。

これが何百年も利用され続けていると思うとワクワクしますでしょ。

私はかつてこのすぐ近くに住んでいたので、いつもこの切通をその頃飼っていたワンコと一緒に散歩していた。

懐かしいなぁ。


亀が岡団地。通称「カメダン」(笑)


以下では「カメダン」と言おう。

これがカメダンよ(↓)。


懐かしいね。

皆さんもあるでしょ、ずっと前に住んでいて、今はあまり行かないところ。

そんなところに迷い込むと、うれしい。

この住宅地は小高いところにある。

オバケが出るらしいことで有名な小坪トンネルを通り抜ける県道が下に見える。


この画像がすごい(↓)。通称「サリーちゃんの館」。


バブル期に建てられたらしい洋館で、今も山の中に建っている。

すぐ近くまで山道を歩いて行くことが可能だ。

しかし今回は時間がないのでそれは断念して、カメダンをそのまま歩く。

いやぁ~懐かしいね。

下の画像の久保田建装社って、私がこのカメダンに住んでいた頃にすでにあったよ。


懐かしい道を下る。

でも家は変ってしまったね。

区画の分割も進んだ。


あ、「畳はモロ☆」。


これは当時からあった業者さんだ。

こちらのファミリーマートは当時はなく、ここはガソリンスタンドだった。


たしかゼネラル石油だったと思う。

こちらのお店は当時はウッドペッカーという喫茶店だった。


今は違うらしい。

小坪(逗子市小坪)というところは、海に面した地区で、逗子市でも鎌倉に一番近い場所だ。

昔から漁港だった。カメダンも小坪だが、逗子マリーナの住所も逗子市小坪だ。


鎌倉駅までこれから徒歩で戻るのは大変なので、ここからはバスに乗りましょう。


ほら、バスが来た。


逗子マリーナの中を抜けて帰れるよ。

パームツリーがいっぱい。



あぁ~、よく歩いたな。

さて、こちらが邦栄堂製麺さんで買って来たばかりの平太麺。


余ったキャベツにネギ。そして豚バラ。


調味料は醤油、香味ペースト、オイスターソース、砂糖。


麺を崩して茹でる。


ギネスを飲んで調子を上げる。


麺を茹で、冷水で洗い、具といっしょに炒める。

できた。


うまいぞぉ~、これ。

邦栄堂さんの麺って、いいんですよ。


よく歩き、よく食べる。
コメント (22)
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