山荘で使っている薪ストーブはこちら。
私にとって3台目の薪ストーブだ。

今まで使った中では、一番賢いストーブだと思う。
YouTubeでどうぞご覧ください。
Vermont Castings® Encore Wood Stove
ストーブを楽しむ工夫がいろいろとあり、周辺の道具もアクセサリーも豊富だ。

正面を開閉するのに使うレバーは陶製だ。

ただしここは薪を最初に入れる時に使うだけで、以後開閉することはない。
追加的に薪を入れるのに使うのは天板にある開閉口で、そのレバーは木製である。燃焼中に素手でも触ることが出来る。そして天板を開けて、薪を上から落とすだけ。

ダンパー(空気を煙突へ吐き出す箇所の開閉)のレバーも木製で、これも燃焼中でも素手で触れる。

空気を中へ取り入れる箇所の開閉レバーも同様に木製だ。

灰の受け皿の開閉も木製のレバーで行う。

天板を開けて薪を落として入れるという薪ストーブは、私は3台目にして初めて使う。

天板を開けるとそこには注意書きがたくさんある。あれはしてはいけない、これもしてはいけない、万が一怪我してもしらないからね、と。

米国らしいね。
米国の工業製品の特長:
① だれにでもわかりやすい。
② やたら警告の文言が書いてある。
③ 全般的に作りが大きい。
アクセサリーが豊富で、クッキングもいろいろと楽しめる。

かつてバーモント・キャスティグス社の製品の日本での輸入総代理店を務めていたファイアーサイド社(長野県)の代表ポール・スキャナー氏。

この世界では有名な人だ。
焼き芋も楽しめますよ。ピザも煮物も。

アウトドアの達人、あの田渕義雄さんもバーモント・キャスティングスのストーブの熱烈なファンだった。

ドガティ君もバーモント・キャスティングス社のストーブが大好きである。

チロチロと燃える。

ストーブから上に延び出た煙突も熱くなるので、屋内の空気を温めてくれる。

煙突はストーブから可能な限りまっすぐ上げて、屋根の中心の最も高い部分になるべく近いところで上に抜いて、外気に触れてからの距離は短めに終えるのがいい。
まっすぐ上げるのはそれが暖気を上に抜けやすくして、燃焼を容易にするからだ。
屋根の一番高いところで煙突を出すのは、そこなら外気に触れてからわずかの距離で煙突を終わらせることができるからだ。
ストーブから出た煙突を水平に曲げたり、建物から外に出してから外気に触れたまま煙突を長く走らせると、よろしくない。燃焼が悪くなるし、外気で冷やされた煙突が冷え、煙突の内側にタールがこびりつきやすくなる。
原村の農場で買ったベーコンも、薪ストーブの上でおいしく焼けますよ。

屋内は温まり、屋根の雪が溶け、つららになって伸びる。

これはまだ早朝の画像だ。

焚きものもりやさん(長野県茅野市の薪屋さん)の薪。

これを毎日ガンガン燃やした。

ストーブの機種名はアンコールという。

よろしかったらお使いくださいね。

日本で売られている薪ストーブの中でも、最もよく売れた製品のひとつだろう。
会社は身売りしたりしていろいろあったみたいだが、それはまあよくあること。ワイナリーでも、自動車ブランドでも、日本の電器メーカーでも。
【つづく】