到着してしばらくは、薪ストーブをガンガン焚いても、屋内の気温はほとんど外気温と同じで恐ろしく寒いから、ドガティ君はおかーさんに抱っこしてもらって震えている。
しかしストーブを焚いていると、屋内の気温は上がって来る。
12~13度にもなると、そんなに寒くはないでしょう。
まだまだ薪を燃やせばいいのです。
お利口な米国製の薪ストーブが屋内をやがて暑いくらいまで温めてくれる。
さて、私はランチ。
冷凍食品の皿うどんだ。
これが結構良かった。
うどんやラーメンは麺を加熱するという作業が要る。
しかし皿うどんは揚げた細麺をそのまま使う。
熱いあんをそれにかければ終わりだ。
たいへん楽である。しかもあんはレンチンするだけ。
朝暗いうちに起床し、ドガティ君を散歩させ、クルマに荷物を積み込み、200km近くクルマを走らせ、日の出の頃に山荘に到着したのだ。
そりゃ、朝ごはんはパスコのパンだけ、昼はレンチン料理にしたい気持ちもわかるでしょう。
これ、おいしいですよ。
薪ストーブはこの頃になるとガンガン調子を上げ、威力を発揮する。
ほら、もうプラス20度だ。
到着時は外気温とほぼ同じで屋内もマイナス5度くらいだったはずで、そこから25度ほども屋内の気温を上昇させてくれた薪ストーブを褒めてあげないといけない。
バーモント・キャスティングス社のアンコール・エヴァ―・バーンを。
しかし優しく温かい安寧な暮らしは続かない。
日暮れは早いのだ。
昼の3時頃には、寒空のもと次の活動に移る。
ハイホー、ハイホー、また雪の中へ。
原村の農場へ。
八ヶ岳中央農業実践大学校の広場ね。
ドガティ君が「おとーさん、寒い」と言う。
そうだろねえ。
私も寒いよ。
でもね、ここで遊んでくださいよ。遊びたいんでしょ?
おもちゃで遊んでいるドガティ君が、犬仲間を発見。
しかし犬仲間はドガティ君に興味はないらしい。
そこでドガティ君は一人遊びで農場を疾走。
でもどうにも寒いらしい。
いまひとつノリが悪いんだ。
ではそろそろ撤収しましょうかね。
その前に八ヶ岳中央農業実践大学校のショップでお買物。
ベーコンだ。塊ね。
八ヶ岳中央農業実践大学校に来られたみなさん、ここで遊んだら、売店で何か買って下さいね。
新鮮な野菜、肉、乳製品、アイスクリーム、花。
季節に応じてあれこれありますから。
かなり経営がしんどいらしいから。
さらに移動して、たてしな自由農園原村店へ。
地元のお米がいろいろあるんだよぉ~。
その中で我々はこの諏訪高島藩御用米の米沢米を購入する。
米沢は現在の長野県茅野市の一地区。
前回原村に来た時もこの米を買ったが、すごくおいしかったので、再度購入。
米に沢と書く地名。いかにも米がおいしそうだよね。
妻が義父に餅を購入していた。義父は豆が入った餅が好き。
この黄金ニンジンってすごいね。
おいしそうだわ。
さらに、きび。
桃太郎か、鳥の餌か。。。。
あ、地元のブルワリー、8 Peaksのビールだ。
買って帰りましょう。
さらに諏訪の酒。
ダイヤ菊の金印買っちゃった。
あれこれ買って、さらに移動。
村の中心部に近いところで、遊びましょう。
ドガティ君の相手が大変だ。
「さ、おとーさん、それを投げてください!」
そんなこんなで遊んだあとは、農道を散歩する。
水路は凍結状態。
寒いもんねぇ。
どこもかしこもかっちこち。
そんなところを散歩するのでした。
ドガティ君も途中の雪がないところで、匂いを嗅ぐ楽しみを味わう。
茅野市や諏訪市の市街地、諏訪湖が見えるね。
西の空に夕陽が沈む。
あっと言う間に初日が終わる。
そのまま歩いてストーブハウス原村店へ。
こんにちはぁ~。
勝手知ったるお店だ。
薪ストーブの着火剤を補給した。
そして山荘へ戻った。
薪ストーブをさらに焚いて、どんどん温まりましょう。
【つづく】