![]() | 60歳からの人生の愉しみ方 |
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三笠書房 |
標記の文庫本を読む。タイトルが気に入った。私も会社を早期退職してもうじき3年、58歳だが、60歳まではあと1年半である。人生の区切りとしてきた60歳が近づいてきた。
この本、内容は随筆形式で、いろんなことがまんべんなく書かれている。自由を楽しめる人、スローライフ、お金、ひとりの時間を楽しむ、年輪、最高の贅沢などだ。
しかし、一番痛いところがある。引用すると、「一般的にであるが、昔活躍したことを強調すればするほど、現在はおちぶれていたり、あまり満足のいく生活をしていなかったりすることを示唆する結果となる。みじめな精神状態にあることを思わせるだけである。・・本人は自慢をしているつもりかもしれないが、聞く側としては、衰え滅びていく物語として面白いだけだ。人の不幸は蜜の味でしかない。」
自分にも過去を自慢する、そういう気持ちがあるかもしれない。昔の資格の自慢話はしない。今挑戦している資格を書いていくのだ。これから気を付けよう。