よくわかる! 1級土木施工管理技術検定 学科試験 (国家・資格シリーズ 239) | |
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昨日、クライアント企業の1級土木施工管理技士学科試験講座を終了した。全3回で、最終日は、午前中が講座、午後が模擬テスト、そして最後に面談であった。
模擬試験は、ほとんどが私のオリジナル問題。本番試験と同レベルを意識して作ったが、本番より少し難しかったようだ。面談は、模擬試験の結果から、一人ずつ、最後の一か月の学習の方法をアドバイスするものだ。これで、講座は、すべて終了。試験は7月6日。何名が合格するか、楽しみである。
4月から土木という新しい講座を実施してきたが、いつも思うことがある。自分がどの程度知識があれば、講座を引き受けるか、である。プロの講師になると真剣に悩む。自分のできるものだけを選んでいると、めったに仕事には当たらない。しかし、自分のできないものを選ぶと、本番でクライアントに迷惑をかけてしまう。
実際は、ここの部分は知っているが、ここの部分は知らないという中途半端な状態がほとんどだ。従って、受けたら、本番まで残りの期間で、学習してそれを身につけることが出来るか、がポイントになる。
以前、診断士協会の講演会で、プロの講師の方の公演を伺ったが、その方は4割知っていると、6割未知の部分も含めて引き受けるそうだ。
今回はどうだったろうか、20年前に合格した試験、新しい技術も当然含まれている。勇気を出して何とか引受けた。そして1か月ほど、テキスト、問題集を買い込んで学習するとともに、自分で模擬問題を作っていった。
結果は成功であった。これも私の貴重な成功体験になった。実施試験の講座は8月から9月。しばらく土木はお休みで、これからはガス主任講座に入ります。