資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

戦国マネジメント物語

2015年11月20日 | ビジネス・経済
戦国マネジメント物語
クリエーター情報なし
文芸社

 資格な生活をしてると、どうしても頭が偏ってくる。また中小企業診断士をしているため、経営者や管理職の方とお話しする機会多く、幅広く知識を得ておかないといけない。というわけで、平均的に1~2週に1冊程度は資格と直接関係ない本を読む。ジャンルは、歴史もの、政治・経済もの、人材・ビジネス本が主である。

 さてこの本は、戦国時代の物語だが、普通の本と違うのは、時折、戦国時代をビジネスの世界に例えて解説している点だ。武士は社員・サラリーマン、戦場はマーケット、敵は顧客。人事管理は、いかに多くの敵をやっつけたかに例える。信長、秀吉、家康は各々経営者。

 戦国の英雄といった記述はない、どうやって国という企業を経営するかの観点で書かれている。 信長は、信賞必罰だ。優秀な部下を使い、そうでない部下は容赦なく切った。秀吉は、人の使い方が実にうまい、人たらし。家康は、その両者を見ておいしい果実を取った。

 ここから私の感想。信長の考え方は経営学の歴史でいうと、仕事に合理的な考え方を入れた、テーラーの科学的管理・差別出来高制度かな。秀吉は、ホーソン実験から仕事において人間の重要性を発見した、ファヨールの人間関係論に相当するようだ。家康は、ウ~ム、バーナードでもないし、x-y理論でもないし、目標管理でもないし、マズローの段階欲求説でもないし、ちょっと見当たらないね。 最後は、まとまらなくてすいません。

コメント
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