資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

インプロを学ぶ

2015年11月02日 | 診断士活動(研究会)

  

 土曜日は、中小企業診断士の組織開発研究会にお試し参加。当日は中央区の区民館で午後1時半から5時まで、プロのトレーナーによる「インプロ」。研修講師はファシリテーションという技術が必要となるが、このファシリテーターに必要なのは、素早いリアクションで、相手に反応し、しかもきちんとした方向へ、必要な知識を与えないといけない。これを鍛えるものだ。

「インプロとは、インプロヴィゼーションの略で、型にとらわれずに自由に思うままに作り上げていく手法で、演奏やダンス、演劇などで取り入れられている。欧米では特に演劇の分野で盛んで、その手法は学校教育にも取り入れられている。また日本でも社員教育の場でも注目されている。」~インプロ講師、野原秀樹先生の研修資料より~

 受講生は全部で15名、老若男女が入っている。車座になって、またはグループになって、またはグループ代表が皆の前に立って、いろいろな演技をする。なりきりインタビュー、いきなりオーディション、ナイフとフォーク、最後は即興劇と経験する。

 ここでは私もグループ代表になった「なりきりインタビュー」を紹介。各グループ代表4人が前に出て座る。講師が、ここに4人の聖徳太子がいます。3人は偽物です。これから皆さんが質問して、その内容で本物の聖徳太子を当てて下さい、という。もちろん前に出た我々は、そこで初めて役割を知る。

 あなたはどこで生まれましたか、とかあなたの業績を話してくださいとか、全部で10個ほどの質問を受ける。生まれは? に対して、馬小屋(うまやどの王子)だとか、業績を話してください? 和を以て貴しとなす、とか、聖徳太子の知識を話すことが必要だ。それに、今の時代をどう思いますか? タイムマシンで今来たところだから・・、同じ1万円札の福沢諭吉をどう思いますか? 年代が1500年違うから話が・・とか、即興でリアクションしないといけない。最後は、受講生の挙手で本物を決める。私は4票でトップ、本物の聖徳太子に選ばれた。

 ほかに、いきなりオーディションでは、「帰ってきたウルトラマンメグちゃん」という映画の主役を選ぶもの。また、グループ全員で花火や掃除機、炭酸飲料、正月などのテーマを与えられてそれを体で表現する、ナイフとフォーク。最後の即興劇は、一人が状況をテーマを簡単に説明して、皆がそのテーマに沿って演技をする。人数がだんだん増えていってグループのまとまりも大切になる。

 終わって、有志で懇親会、名刺交換すると、2人ほど以前にお会いした方だ。新しい体験をした、充実した半日であった。

 

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