逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法 | |
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山口県岩国と山口、そして獺祭工場見学に行ってきた。今日から三日間はその旅行記を書く。早朝羽田から岩国錦帯橋空港へ。そして午前中は錦帯橋の見学。山城である岩国城も登城。城内に刀が多く展示されている。備前長光も、という訳で来月の刀剣検定の学習で一枚。
錦帯橋
ロープウエーで岩国城へ
天守閣からの眺め
城内の展示
午後は、タクシーを使って、岩国の山の中(ほんとうに山の中だった)の獺祭(だっさい)の工場へ。入口に直販店があって、ここで試飲する。「獺祭磨き、その先へ」という酒はなんと一本32,400円!
直販店の入口
獺祭で一番高価なもの
工場の全景、12階建てで、この5月増築
工場見学の話。見学者は、外国人2名と通訳を含めて6名。団体見学は受け付けていない。初めはビデオやらフローチャートなどで日本酒の作成工程を説明戴く。私は利き酒師だ、この辺はしっかり頭に入っている。そして、白い衣服や靴に着替え、履き替え、エアシャワーを浴びる。さすが食品の工場だ。
このように着替えます
洗米工程
蒸し器だったと思う
洗米したお米、水分調整中
そして、10階に上がって、洗米の工程から、洗米と水分調整の工程も見学できる。蒸す工程は見学できず、ビデオで見る。
そして発酵の工程も。こちらは大きな容器にのなかで酒がぶつぶつ言ってる。発酵してるのだ。そこを若い女性の従業員が、温度を測定し、記録して歩いている。獺祭の工場は、「杜氏」がいない。その代り、若い従業員が、各種のデータをきちんと管理して、微調整している。ここが他の酒造メーカーとの最大の違いだ。 「杜氏」がいなくても酒はできる。
発酵の工程
中を覗くとぶつぶついってる
温度計があってしっかりデータで管理
見学は約1時間。直販店では、我々もお酒は1本しか買えない。あとはお酒のケーキや、社長が出した書籍を購入。案内の方と記念写真を撮る。ご案内ありがとうございました。再びタクシーへで徳山駅まで小一時間、新幹線に乗る。今日はここまで。