資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

温泉ソムリエが行く竜馬の湯

2015年11月29日 | 登山&自然系資格とその活用
竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋

 獺祭工場見学の後は、山口は湯田温泉へ。松田屋旅館に宿泊。ここは湯田温泉の源泉を持つ。温泉そのものは、単純アルカリ泉なんだが、歴史が違う。この宿は、西郷・大久保と木戸が会見した東屋がある。

 旅館に庭にある、歴史上の建物

  また、高杉晋作が木を削って刻印をしたものや、功山挙兵の際に着ていた甲冑が飾ってある。こりゃすごい。

 高杉の彫った木、大正時代偶然発見された

 高杉晋作挙兵の際に着た甲冑、これもホンモノ

 そして極めつけは、明治維新前の浴槽だ。この浴槽には、明治の元勲たちが入っている。竜馬もこの宿に泊まったから、この浴槽に入ったのは間違いないそうだ。司馬遼太郎の「竜馬が行く」の小説にも、この旅館の人と竜馬とのやり取りが出てくる。

 この浴槽は、現在は家族風呂になっている。夕方は使用中だったから、私は、朝この浴槽に入浴した。竜馬が入った(であろう)浴槽だ。竜馬になった気分で入る。維新の風呂だ。

 

 

  ほかにも三条実美が七卿落ちの際に、植えた松もある。なんとも歴史ファン、維新ファンにとっては贅沢な旅館だった。偶然予約した旅館だが、日本の名旅館の一つであった。

コメント
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