資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

二度目の挑戦!!シルクロード検定

2020年03月23日 | 地理・歴史系資格とその活用

 

 二度目の受験、帝京大学でシルクロード検定を受験した。試験の翌朝、このブログを書いているが、今は、ほっとした気持ちだ。1月下旬に労働安全コンサルタント試験、11-2月のDRM講座とマーケティング資料の作成、2月上旬のキネシオ講習と試験、3月上旬に技術士一次試験、そして昨日のシルクロード検定と、緊張感のある試験が全部終わったからだ。

 学習時は過去問題で70%以上取れていたが、やっぱり本番は厳しい。上記のテキストに記載のない、難しい問題もあり、帰りに喫茶店で自己採点してみたが、おおよそ65%前後だ。

 合格ラインはおおむね70%とされているから、試験問題が難しいと合格ラインは下がる、従って、合否はわからない。この試験は、ユーラシア大陸の地理の試験と、歴史の試験を併せた試験だ。地理の三次元に加えて、歴史軸が加わるから、四次元の試験になる。

 テキストの一例を書こう。「阿修羅」は、イランアーリア民族とインドアーリア民族が分かれる前に信仰していた。紀元前2千年頃までのことだ。

 アケメネス朝ペルシアでは、「ペルセポリス宮殿」の浮彫にある。紀元前千五百年頃、インドアーリア人が、この神を「阿修羅」から「帝釈天」に変えた。この神話がカンボジアの「アンコールワット」の浮彫にもなっている。

 さらに、両神の壮絶な戦闘シーンが、「敦煌莫高窟」に伝わって天井画になっている。阿修羅は、中国に渡って八部衆になり、さらに日本へ伝わって、私の好きな、興福寺宝物館の三面の「阿修羅像」になっている。「帝釈天」は、現在、仏教の守護神である天部のクラスだ。葛飾柴又でも祀られている。「阿修羅」と「帝釈天」だけをとってもこんなに地理と歴史が入り組んでいる。

 現在の世界の先進地域は、欧米、それに追い上げている中国あたりだが、昔は、このシルクロード、先進地域だったことが勉強してよくわかった。シルクロード、だんだんわかるにつれて、面白くなってきた。そして一度は行ってみたいな、と思うようになった。

 いずれ合否はわかるが、3級不合格だったらもう一回学習するか、合格だったらもう一段上の2級を学習するか、今度は読む本じゃなくて、カラーの図鑑を手に入れて、観る本で学習してみたいな。日本の美術館にもシルクロードの遺品はあるし、こちらも観に行くかな。

 

 

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