令和3年度ガス主任技術者試験の解答がガス機器検査協会のHPにアップされた。さっそく甲種の問題を解いてみた。その結果と感想を書く。
まず、法令科目。私は16問中10問の正解、正解率は63%。外れた6問のうち4問が枝問1つを間違える。枝問は4つまでわかるんだが、最後の1つが記憶が曖昧だ。問2の業務の問題が一番難しかったかな。
基礎理論科目、こちらは、問2で詰まってしまった。問2は順に数字を入れていけば解答できるが、もっとサラリと解けるはずだが・・それ以外はすべて過去問題がある問題だ。15問中14問の正解。選択10問で考えると満点になる。
ガス技術科目、例年難しい問題が並ぶ。製造、供給、消費とも各5問正解で、合計15問の正解。選択を入れると15/20で、75%の正解率だ。こちらも枝問1問がわからず、落としてしまう問題が続出した。学科の合計は35問/46問の正解。1問5点で合計175点、率にすると76%となった。
そして、最後の論述試験。法令のガス事業者の保安責務、と消費の家庭用機器とガス栓との接続、小売事業者が実施すべき内容、あたりが、今年の弊社の模試試験が的中した。それ以外では、製造の設備保全、供給の自社工事事故、が弊社の模擬問題集から出題された。弊社の模擬試験と模擬問題集を丹念にやっていれば、供給を選択すると、ほぼ満点が取れたはず。
ということで、私の得点は、学科175点、論述70点の合計245点/300点で82%。学習のコツは、昨年も書いているが、基礎理論と論述が得点源にできる。法令は誰も得意の受験生はいない。ガス技術は、経験にょって得点は分かれ、テキストの分量も多いため、なかなか得点は上がらない分野だ。
今年の総括は、こんなところかな。さて、今年の問題を入れて、令和4年度試験用のテキスト、改訂にかかろう。