ひろゆき氏の「1%の努力」という書籍を読む。ひろゆき氏は最近よく聞く名前だが、本名は、西村博之氏、こちらは聞いたことのある名前だ。2チャンネルの創設者だと聞くと、ああ、あの人か。
1%の努力とは、99%は努力しないでユルイ生活をして行こうというもの。氏のいう、「努力」とは、自分の嫌いなものを一生懸命やるのは努力となる。逆に、好きなものをやるのは努力とは言わない。好きなものはいつまででもやれるからだ。そして、その努力でない、好きなことを、儲かりそうな分野、人がやっていない分野に突っ込んできたという。
ここまで読んで、ハッと、気が付いた。これって、SWOT分析のことだ。SWOT分析とは、自社の内部環境をS強み、W弱みに分け、外部環境をO機会、T脅威に分け、そこから自社の進むべき方向を考えるものだ。
そして、一番いいのは、内部環境である自社の強みSを、外部環境である機会Oに突っ込むことだ。つまり好きなことを、一番儲かりそうな分野に突っ込めば、最も成功する可能性が大きい。
自分も10年前に独立開業した際、自分の強み、好きなこと(資格だ!)を最も競合の少ない、ガス事業の分野をターゲットにしてきた。そして、そこそこ成功し、ウイングを広げている。
本書では、ほかに7つのエピソードや49の思考ツールなど数多くの役立つ情報が載っている。帯には、34万部突破!とある。この本も自分の気に入った百冊の一つかな。赤付箋を貼っておこう。