今週の百名山は、クラブツーリズムのツアーに参加して、越後駒ケ岳と平ケ岳。私に取って、両山とも大変な登山になったが、それは明日明後日。本日は登山基地となった、伝之助小屋の紹介。
上越新幹線の浦佐駅で下車し、バスで魚沼の奥地、伝之助小屋へ。奥只見湖にあるこの小屋は、旅館と山小屋の中間のクラス。宿のご主人の父が、日本百名山生みの親、深田久弥氏に山の案内をしたという、歴史ある小屋だ。
建物は結構きれいだ。2階の各部屋は、6畳ほどある、一人一部屋の個室。布団はもちろん、お茶もあり、電源も来ているし、何時まででも電灯をつけてよい。そして温泉は24時間OK、トイレも近い、と嬉しい宿だ。
そして、お世話になった乾燥室、強力なストーブを焚いているため、何でもすぐ乾く。越後駒は雨だったので、これは大変役に立った。
そして、マイクロバス。両山とも朝4時に、マイクロバスが登山口まで送ってくれる。そして下山したら、お迎えに来てくれる。これは機動力があった。
最後は、食事。夕食は2回食べたが、ご主人の説明と、岩魚の塩焼きに、山菜つくしだ。山を下りてからチャーシューメンを食べたが、そんな気になる食事だった。朝昼食ともおにぎり弁当。朝昼おにぎり2個におかずが少しついてる。ツアーの一行は、御握りは残していたが、私は朝は3時半に完食、お昼も初日は1個、二日目は2個食した。
風呂は温泉だ。残念ながら温泉成分が少なく、単純アルカリ泉だ。
そしておみやげに登山バッジを購入。伝之助オリジナルのようだ。バッジは、右から百名山の越後駒ヶ岳、荒沢岳、そしてもうひとつの百名山、平ケ岳だ。中央の荒沢岳は、百名山になっていないせいか、登山者は少ないそうだ。
そして釣果の魚拓。食堂いっぱいに飾ってある。食堂では、夕食にビールを飲んだが、燕三条のチタン製?のタンブラーで飲む。気のせいか、ビールの味が違う。(写真は撮り忘れた)
このようなスタイルの宿は、このあたりには複数存在するようだ。山と釣り客を相手にして成り立っている宿かな。個人でも使えるようだ、特にルートの長い平ケ岳は、これらの宿に泊ると、短縮したルートが使える。これ、今の天皇陛下が皇太子時代に使ったため、プリンスルートという。明日へ続く。