会津駒ヶ岳のついでは、会津若松の百名城「鶴ヶ城」だ。鶴ヶ城は、会津若松のシンボル、遠くからも五層の天守はよく見える。
戦(いくさ)で使う城は、山城だ。天守は、平和な時代のものだから、まず戦には巻き込まれない。しかし、この鶴ヶ城は、戊辰戦争の舞台となった。官軍の大砲を浴びて、かなりボロボロになった。会津軍は、堀の内側から官軍に向けて鉄砲を撃った。明治になって、取り壊しとなったが、昭和の時代に、再建された。
お堀も石垣も立派なものだ。
天守の内部は五層で、会津の歴史や、戊辰戦争のことなどが展示されている。この展示内容もなかなかのものだ。五層目以外は、撮影禁止だから、お見せできない。できるのは、五層目最上階の会津若松市内の眺めだ。
天守から出て、撮影するが、赤瓦の五層の天守は、青空に映えて、美しい。いろいろな角度から撮影したが、どれも美しい。今さらながら、お城の美しさにほれぼれする。百名城は56城目。