行政書士の話を書く。以前も書いたが、30歳のころだった、宅地建物取引主任者資格を取ったあと、その勢いで行政書士資格を取得した。民法が引き続き科目にあるため、取りやすかった記憶がある。
ある執筆をしたとき、その行政書士さんの仕事を調べていると、建設業や飲食店の許可と並んで、家系図作りがヒット商品だと聞いた。官公署への手続きの代行は、行政書士の仕事だ。そして、行政書士さんに我が家の家系図作りを依頼しておいた。
忘れた頃に、我が家の家系図が届いた。私と配偶者両方の直系を辿ったものだ。私には孫がいるが、その孫から数えて、7代まで遡っている。7代前の祖先は天保の生まれ、天保と言うと、幕末まであと少し、天保の改革、天保の飢饉などの頃だ、祖先は、当然、幕末から明治維新を経験してる。その時代の生まれの方だ。その先は戸籍などないからこれが限界だろう。
家系図は、巻物になって、木箱に入ってる。そして調べた戸籍も、デジタルの時代、CDもついている。子供にも引き継げる。もっとも今はCDも古くなって、新しいパソコンにはCDリーダーはついていないが・・
この家系図、死んだ父が調べていたようだが、途中で終わっている。私がそれを受け継いで、完成させた。正月に、子供が集まったら、見ようと思う。何だか、一つ、私の役割が終わったようで、心が軽い。