鳥取から若桜鉄道に乗って、終点の若桜(わかさ)駅に着く。若桜鬼ケ城は、中世からあったが、戦国時代は、尼子氏と毛利氏、そして織田氏の争いになり、江戸時代、一国一城令で鳥取城が中心になると廃城になった。
駅前の観光案内所で登城方法を聞く。タクシーは雪で途中から歩くようになるという。なら、最初から歩いて、約1時間、標高差約300~400mを登ることにする。
結構、急登だ。弱い雨なんだが、汗が出て来る。そして、左が切れていて、結構危ない。登り専用となっているのも頷ける。下りは、やせ尾根でこの道は下れないね。
三の丸の広場に到着、晴れてると、下界がよく見えるはずだが、雨で煙っている。さらに二の丸へ。冬季を除いてここに百名城スタンプが置いてあるという。もし、観光案内所になかったらこのお城巡りは、大変な登城になるね。
そして、本丸に到着。山頂だ。崩れた石垣と標識があるだけだ。
下りは、六角石垣を見て下る。六角とは、縄張りの形だ。下りもそこそこ急な下り。我々は登山経験があるため、平気だが、初心者は厳しいね。もう少し、温かくなって車道を登れるようになれば楽だな。