ほぼ毎週山に登る。千葉伊予ケ岳に続いて、この日は春の筑波山、今回で79回目だ。前日までの雨の影響が残っていて、脚はドロンコ、スパッツがないと歩けない。
この日は、白雲橋コースを選択する。このコースは、公共交通のある3コースのうち、一番時間のかかるコースで、序盤は遊歩道、中盤が登山道、終盤は岩登りと、揃っている。
(歩き始めは森の中、いい感じ)
(旧源平茶屋前の岩、昨夜降った水が流れる)
(弁慶の七戻り付近の岩、岩が大きい)
(最後の山頂手前の岩、山頂の手すりが見える)
(山頂から東京方面)
そして、春の妖精、カタクリ園に入る。あんまり咲いていない。今年は寒くて、まだ花は早いようだ(4月5日現在)
(早咲きのカタクリ)
そして、久しぶりに汗をかき、ケーブル下の温泉、青木屋へ。ここ筑波山温泉は、温泉成分が薄く、泉質名がなく、単純アルカリ泉だ。
二つある分析書の一つを見ると、溶存物質は0.138g/kg、確かに成分は少ないが、それでも家庭用風呂の入浴剤程度の温泉成分は入っている。よくみるとメタケイ酸が49mg、あと1mgで、療養泉じゃないか。もったいない。
メタケイ酸は、胃の粘膜を修復するため、角質膜の形成を促進する。あとは、メタケイ酸以上に、炭酸イオンが入っている。炭酸は二酸化炭素、二酸化炭素は皮膚から血管に入り、血管を拡張してくれる。毛細血管の拡張効果がある。結構、いい泉質だよ。