山陰海岸から城崎温泉に到着。城崎はもちろん、日本名湯の一つだ。50年ほど前、学生時代、友人と旅行できたことがあるが、ほとんど忘れている。夕方だが、通りはとにかく賑わっている。人通りが多く、車が入れない状態だ。家族連れ、若いカップル、欧米人で一杯だ。下の写真はちょうど人の流れが切れたとき。
宿に入って、さっそく、この温泉街の名物、外湯巡りへ。宿では、7つの外湯巡りの無料券を発行してくれた。川と橋、柳に今は桜、下駄を履いてそぞろ歩き、温泉街らしい雰囲気で、いい気分だ。
一の湯に入る。洞窟風呂は満員、普通の浴槽で我慢。城崎温泉は、源泉は一つにして、お湯を各旅館に配給しているそうだ。従って泉質はほぼ同じはず。泉温は58.4℃と高温、温泉成分は9.4kg/klとまずまず、そして、ナトリウム、カルシウムー塩化物泉。御所の湯は一番人気がある外湯だそうだ。
塩化物が多いのは、温まりの湯、入浴後、浴衣で歩いてもなかなか湯冷めしない。城崎にピッタリの泉質だ。ちなみに、内湯は小さい。泊った宿のそば、柳湯。
この温泉の特徴は、宿が木造で、お湯の量の制限で大きな風呂は作れない、その分は、外湯に行ってくれという作り。そして宿内には売店がない。前の商店街で買ってくれ、というこどで通りは賑わっている。全国的に温泉は客が少なくなっているが、城崎温泉は他の温泉に参考になりそうだ。下の写真は私が泊った宿と内風呂。
夕食後、再びそぞろ歩き、通りは夜桜見物で賑わっている。川の中には、プロジェクションマッピング、川の水が透き通って、桜が映って、幻想的。温泉街もいろいろ工夫してる、私、この温泉好きだな。明日に続く。