第二日は、三伏峠から三伏山、本谷山、塩見小屋、そして荷物を軽くして山頂を往復、塩見小屋に宿泊という、今回のツアーメインの日だ。5時半に小屋を出発。まずは三伏山に到着。
よく晴れた。悪沢岳と奥にちょっとだけ赤石岳。塩見岳方向は眩しくてよく見れない。
続いて、本谷山。
いよいよ、樹木の間から、左から仙丈、甲斐駒、北岳・間ノ岳が見えて来た。
塩見小屋の手前は、急登、少し疲れたが、9時半頃、塩見小屋に到着。所要4時間、このペース、ゆっくり登山だからの時間、私にとってはちょうどいいペースだ。
大休止の後、ザックを軽くして、山頂へ、ここから標高差は約300m、急登、上の方は岩だ。しばらくは1本ストックで、クサリ場にかかる手前で、ストックは終う。
この辺から脚が鈍くなり始める。写真は、前衛峰の天狗岩、ここを巻いて、本峰へ。この辺から写真はなし、クサリ場が連続する。写真撮る余裕もないほど疲れる。
今まで登山を始めて、一番きつい登りだった。ツアーの皆がいたから登れたが、個人登山じゃ、もう途中で諦めたかもしれない。そして、ようやく西峰山頂に到着。
標高の高いのは東峰、西峰から2,3分だ。こちらで代わる代わる写真を撮影。私も一枚。
広い西峰に戻って、昼食。私は、なぜか、だんだん眠くなってきた。ガイドさんが、それは高山病だよ、フラフラしてはいけないから、ロープで下ろうという。小屋まで戻ればよくなるからと。私も初めてのロープだ。ロープの場合、ロープをされた方が先に下る。何の心配もないから、スイスイ下る。
山頂は曇ってきた。すると、あのライチョウが登場。何羽かいる、ラッキー。
塩見小屋には13時過ぎに到着。往復と昼食で3時間ほど。その後は、小屋付近で、昼から乾杯、(この日百名山完登の方がいた)そして塩見岳の雄姿を眺めてまったり。右は天狗岩、左が塩見岳本峰。よくあんな急な山登ったと、お互い、顔を見合わす。
小屋は快適だったが、困ったのはトイレ、男子トイレは、ちょっとした岩を登って下る、夜中は怖かったな。この日は疲れたため、18時過ぎに寝袋に入る。4時には起きたから、10時間以上横になった。明日もいい天気、続く・・