今日は久しぶりに、研修の受講感想。東京商工会所の研修「初めての外国人採用」を受講した。オンラインで約2時間、無料である。よくわからない分野なので受講しようと思った、その感想(ポイントのみ)を書こう。
ポイントは5点。うち3点は資格に関することだ。まず一点目、なぜ外国人の採用が増えて来たか?特にコロナ以降、人出が不足した。突破口で外国人採用となったそうだ。まあ、わかるが、なぜそのとき、日本人の給料を上げるという手を考えなかったのか、これは、企業経営者と言うより、政府に対しての文句だ。給料を上げることは政府の目標でもあるのに、なぜあっさり安い給料の外国人に行ってしまったのか。今からでも遅くない、政府は、財政出動して、日本人の給料を上げよ。
二点目、特定技能の受け入れには、支援責任者を制定し、支援計画を作らねばならない。特に責任者は、全体の労務管理に関する一応の知識は必要だそうな、そうだろうね。企業のあるレベル以上の管理者でないと務まらないだろう。中小企業さんは皆、大丈夫かな。
三点目からは、資格の話。在留資格の「技術・人文知知識・国際業務」は、一定以上の学歴が必要だ。その中で特例は、情報処理技術、これだけは学歴じゃなく、「情報処理試験」で代替できる。調べると基本情報処理技術者でもOK、海外でもこの試験は結構実施されているそうだ。
四点目、在留資格「特定技能」では、そのレベルを測るため、試験を行っている。日本語と特定14業種の技能実習評価試験。特に日本語はN4レベル以上。N4って調べて見ると、「平均的な日本語が理解できるレベル」「ややゆっくりの会話がほぼ理解できるレベル」だそうだ。日本語検定って、時々耳にするが中身に入ったは今回が始めてだ。皆さん、日本語能力試験って知ってました?
最後の5点目、在留資格に関する入国管理局の手続きは、入管法で、弁護士と行政書士のみ、これも知らなかった、行政書士ってけっこう凄いんだねえ。とかいう私も、行政書士資格を取得して、もう35年、一度も使ってはないないし、これで食えるんかなと疑問だった。行政書士でも立派にメシが喰えるんだね。