高妻山の登山を断念したが、せっかく長野に来たのだからと、関温泉に寄った。妙高温泉郷は、この上流に燕温泉がある。燕は妙高登山の帰りに入る温泉だ。燕の泉質は火山の白、関は、鉄分の赤で、紅白に入るといいとされている。
関温泉は11軒の宿があり、我々が入ったのは、朝日屋という宿の日帰り湯。この温泉は、源泉100%のかけ流しだ。48℃の源泉から1kmほど引湯し、ナトリウムー塩化物・炭酸水素泉で、鉄分があることから「赤い湯」となっている。
酸化還元電位(ORP)による鮮度評価では、鮮度は70%台と良好。これは加水や加温、貯湯タンクなどがないためのようだ。宿の方からお聞きしたが、2時間で浴槽が全部入れ替わる計算になっているという。湯上りはかけ湯などはもったい。
さらに、この温泉は上杉謙信の隠し湯。江戸時代の文書で、そのようなことが書かれた文書が見つかったそうだ。もう、とりあえず、歯痛は収まって、ゆっくりお湯につかる。
ガイドさんからは、これからのトレーニング方法について教わる。毎週の登山はそれでいいとして、冬・春のトレーニングは、ザック重量を泊まりの重量(私の場合約7kg)にして、コースタイムで歩き通すこと、を教わった。よし、これから春までのトレーニング、やるぞ。