kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県スポ終わる2

2024-11-05 | 陸上競技

まったく時間がありません。本当にこのような生活でよいのかどうか。もうわかりません。

 

県スポが終わってすでに1週間以上経過しています。自分自身の自由な時間というものが一切ない。この中で同生活するのか。

 

4継。大会記録が47秒91でした。これは昨年中国総体の準決勝で出したチームベストと同じ記録。できればこの記録を更新したい。1週間前に48秒3を出していました。今回は400mとの兼ね合いもありメンバー変更で出場。本来子のメンバーで4継でIHを目指していました。今シーズン最後のレース。「忘れ物を取り戻す」というイメージでした。前の記事にも書いたような気がしますが日程が全く合わないのでバトン練習に関しては一切実施していません。見ることもできていない状態です。その中でどうやってバトンをするのか。下関の競技場は屋内練習場しかない。それもタータンが削れてコンクリの上を走るような状況。ほとんどそこで走れないと思っていましたからバトンに関してはぶっつけ本番のような感じになりました。

 

レース自体は「少し遠いかな」という感じでしたがバトンがスムーズにわたりました。記録的には48秒10のシーズンベスト。目標であった大会記録には届きませんでした。本人たちはかなり悔しがっていました。もう1本走りたい、別の大会はないのかと。ここは最後のレースだったからここまで走れたというのもあると思います。本来であれば春先にこれくらいの記録を出して中国総体で47秒前半を狙いたかった。うちのように層の薄いチームであれば故障者が出た時点で厳しくなります。この子たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

バトンに関しては「これまでやってきたことの積み重ね」だと本人たちは言っていました。かなり危うい状態だったと思います。なんせ本当にバトン練習をやっていないのですから。その中で「バトンがきちんとわたる」というのはこれまでの取り組みが間違っていなかったことの証明だと思っています。リレーを中心にチームを作るといっていましたが最後の最後まできちんとしたレースができた。あと一歩が届かなかったのは非常に残念ですが3年生が走ってここできちんとした記録が出せたのは意味があると思っています。

 

翌日には400mHもありました。2人出場。400を走りきるための練習は一切できていません。その中でどうするのか。無難なレース展開になりましたが国スポの300mHに出場した選手が1分4秒台で勝ちました。県総体、中国総体とケガで走りきることさえ微妙だったことから考えると「やっと走れるようになってきた」という感じです。本来の力を出し切れなかったシーズン。昨年の時点で「戦える」と思っていたのに力を出し切れずにIHに行くことができませんでした。故障するとすべての歯車が狂ってくる。ここに関して要因をしっかりと探ってきたつもりです。最後の最後にきちんとしたレースができたということに意味があると思っています。

 

跳躍系。2年次に大きな怪我をしてしまった選手が出場。本当に出れるのか?という状況でした。心配だったので競技前から数週間、声掛けを繰り返していました。手術をしてから半年足らず。その中で本当に競技会に出場できるのか。わからない部分があります。1本だけでもピットに立ってくれれば・・・と思っていました。幅跳も三段跳も決勝に残ることができました。この姿を周りの人に見てもらえること。わからない人のほうが多いと思います。それでも「走る」ことさえままならない状況下で跳躍に出て6本ずつ試技をする。奇跡的なことだと思います。この姿を見れたこと、本当にありがたいなと思います。

 

マイル。IHに進んでいます。しかし、長距離から1人借りて出場する形でした。本来狙いたかったメンバーで走る機会がありませんでした。昨年はこの大会で大逆転をされて負けています。勝ち負けではなく「きちんとした形で走りたい」と1日目が終わったときに考えました。リレーの中心においている選手に「走る」と伝えました。夏以来一切マイルを走るための練習をしていません。その中で走れるかどうかは未知数。それでも最後にこの子がマイルを走ってくれる姿を見たいなと。中国総体も突然の走順変更で1走を任せました。きちんと流れを作ってくれたおかげで故障者を2名抱えた中でIHに届いた。この流れは変えられないなと。

 

万全の状態だったとは思いません。それでも1走でトップに立ってそれ以後、ずっと先頭を走ってレースを作りました。2走も動かない中で最後に2位を引き離す。同じような流れで3走も。アンカーは調子が悪かったですがそれでも最後の直線で引き離してレースができました。タイム的には十分だとは言えません。しかし、本来「走りたい」と思っていたメンバーで最後のレースを終えました。勝ち切れたことは大きいかなと。

 

総合優勝。これは狙っているわけではありません。それでもこうやって力を出し切ってくれたのは大きかったなと思っています。3年生が最後の最後まで力を出し切ってくれる。前から言っていますが「全員が笑顔で終わる」ということはありえないと思っています。そんなドラマのような話はない。それでも最後にきちんと「やり切った」といえるだけのことができるかどうかは大きな意味があります。

 

感動しました。ありがたいなと強く感じています。本当はもっと書きたいのですが。

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県スポ終わる

2024-11-02 | 陸上競技

10月26日、27日で下関で「県スポーツ大会」が実施されました。「国体」が「国スポ」にかわったように「県体」も「県スポ」になりました。内容的には大きな変化はありませんが。今回、3年生が最後の大会という事でした。何一つ強制はしていません。中国大会、IH以後「続ける」も「引退する」も各自の判断に任せていました。やるからには「きちんとやる」という条件を付けてはいましたが。モチベーションの部分もあってどこまでできるか分かりませんでした。それでも最後に3年生が全員「県スポ」に出場することは意味があったのではないかと思っています。

 

先日から「すべて納得して終わることはできない」という話をしていました。競技をしている全員が「結果」にすべて納得して「笑顔」で終われるかどうかというのは「無理」だと思っています。ドラマは存在しません。上手くいくこともあればいかないこともある。当然の話だと思っています。それでも「やり切った」と思えるかどうか。ここは重要なことだと思っています。9月末から県外に行くことも多くほとんど練習に行くことができていませんでした。それに対して「不満」もあると思います。中国新人、国スポ、U18、県スポと試合が続いたのもあり「強化」という意味での練習が不足している部分もあります。メニューを作ってやり取りはしていましたが、「動きを見てもらいたい」と動画を送ってくれた選手以外には細かいアドバイスはできていません。物理的に無理だったからです。

 

その中でどうレースをするか。試合に出場するか。難しい部分ではありました。バトン練習に関してはほぼできていません。上述のように様々な試合が続いたのでいつも「誰かがいない」という状況でした。メンバーも代わりながら。田島記念に出場した際もバトン練習は「当日の朝のみ」です。受験などもあって全員がそろわなかったからです。今回の県スポも「火曜日にバトン練習をやる」と決めていましたが、天気が「雨予報」だったのでメニューを切り替えて「ショートスプリントのみ」としていました。が、結局雨は降らず。競技場練習を水曜日にしたのでそこは「専門」のみ。90分で終わらせる。となると試合の前日くらいしかバトンができない。私は前日下関に行かなければいけなかったので見れない。そんな状況で本当にリレーが組めるのか。大きな疑問でした。それでも「リレー」を組むという姿勢は崩さない。選手に任せることになっても対応できるのではないかなと思っていました。

 

当日の朝も委員の仕事があってほとんど練習は見れませんでした。確認しただけ。個別に足長をどうしたらいいかと聞かれたので状況を確認しながら対応。それがよかったのかどうかですが。

 

県スポは2日間で実施。スプリント系は予選決勝ですがハードルはタイムレースのみ。うちの100mHには3年生が2人出場しました。一人は「県記録更新」を目標にもう一人は「15秒台」を目標に。良い記録が出ればいいとかではなく「やってきたことを出す」というのが大きな目標だと思っていました。レースは国スポの代表になっている選手が独走。5~6台目で崩れましたが、持ち直す。1週間前にU18を走っています。練習らしい練習はできていません。それでも最後までリズムを保って走る。速報は「13秒83」でした。県記録は「13秒82」です。この日のレースを見ているとタイム的には速報よりも速くなることが多かった。上井も祈る気持ちで待っていましたが結果は「13秒84」でした。県記録更新ならず。追い風0.8m。他の組は1.6mくらい吹いていたのでその風が吹いていたら記録更新していたと思います。本人は涙を流していました。「PB更新」の喜びの涙ではないというのは分かると思います。「届かなかった」という悔しさです。

もう一人はスタートで少し出遅れてしまいました。なんとか粘っていましたが、16秒35で4位。表彰台まであと0.1秒でした。PB更新ですが悔しかったと思います。しかしながらここで最後にレースに出れたというのは大きな意味があると思っています。最後までやり続けることの意味。そこに何があるか。分かりません。そのプロセスの中で何かを感じ取ってくれているのではないかなと思っています。


400mは無難に走って勝っていました。記録的に物足りませんが。それでも練習が足りない中でここまでなんとか最後まで動きが保てたのは大きいかなと。ここ最近のレースで最初から積極的に入るというのが課題としてありました。なかなか克服できません。それでもその時その時にやれることをやり続けて来たというのは大きい。中学の時の実績はほとんどありません。その中で県総体2連覇、国スポの代表になれたことはこの子の努力の結晶だと思います。


100m。2年生と3年生が出場。なんとか2人とも表彰台に上がってもらいたいなと強くなる願っていました。特に3年生の選手はインターハイが終わってから大きな目標が持てないなかでここまでやってきてくれました。リレーを引っ張ってくれた選手です。去年12秒44を出してからこれからという時に膝を痛めてしまって練習もレースもできない。苦しい中でやってきました。PBを更新してもらいたいという強い気持ちがありました。今回のレースもかなりいい感じで走っていたのですが最後の最後に力んでしまいました。95m地点までは間違いなく3位以内入っていました。最後にかわされて4位。本来の走りをさせてあげられなかったのは私自身の責任だと思っています。本当に申し訳ないなと。最後のレースが

それでもこの子が走ってくれないとリレーにはなりません。「リレーを頼む」と背中を押しました。頼りにしてきましたから。


まとまらないですが記録しておきます。全くブログらしくなっていませんが。すみません。

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起業家講演

2024-10-30 | 陸上競技
感動を伝え切れるかどうか分かりませんが。blogにも書いたつもりでいましたがどうもSNSだけだったようです。もう一度補足しながら触れておきます。
 
先週の水曜日10月23日、blanketの秋本可愛様に講演をしていただきました。山口県出身の起業家さんです。この1年間講演に関しては断っていたとのことですが、「地元で講演するなら」ということで特例で引き受けてもらいました。かなりありがたいことだなと思っています。山口県出身で起業されている人は私が知らないだけでかなりたくさんいると思います。今回は御縁だと思っています。
 
少し早めに来てくださったので色々と話を聞きながら時間を過ごしました。blanketという企業名とロゴについて事前に話を聞きました。起業家さんだけではなく「こだわり」がある部分ってあると思うんです。企業名って本当に大切なこと「想い」をどのように伝えるかというメッセージが込められている。その想いの強さを聞いた時に一気にファンになりました。
 
生徒の前で2コマ分話をしてもらいました。この場にいた人にしか分からない部分があると思います。なぜ「介護」という分野に関わったのか。そこから感じた「モヤモヤ」が秋本様を突き動かす。「起業家」ってお金を儲けてやろうというところからスタートするものではないんだなと改めて感じました。プレゼンで使われていた「要介護者」の方々の写真も印象的でした。「実体験」を通じた話は説得力があります。「介護」の問題点をどのように改善していくか。「お金儲けのためにやる」というのが全くない。これもすごいことだと思います。「誰かのために」という感覚の中から「自分がやらなければ」という気持ちが芽生える。そこからの起業です。
 
共感する部分がいくつもありました。私自身、ずっと「山口県の陸上競技を何とかしたい」と思っていました。合宿をするときには他校に呼びかけ「陸上競技」に関して興味関心を持ってもらう。選手たちに「陸上競技」の練習について紹介していくことで何かしら生み出せないかなと。中学校の部活動の「地域移行」が進む中で早い中学生は7月で「引退」となり半年以上も練習をしない中で高校生になる。それによりより競技力の低下を招く。「勧誘活動だ」という批判も受けながら「中高ハードル練習会」をやってきました。別に「お金が欲しい」とか「選手勧誘にプラスになる」というのが原動力なわけではありません。「何とかしないといけない」という「想い」があったからこそ行動しました。評価してほしいとも思いませんし。それにより不快な思いをする人もいると思います。万人受けしないというのも分かっていて活動している。
 
「介護施設で関わっていた人が毎晩別途でお祈りをしている」という話がありました。具体的な内容は省きますが、聞きながら何度か涙が込み上げてきました。「要介護者の思い」と「介護者の思い」の齟齬。更にはその「想い」を知ったときの葛藤。だから行動に移す。これだけ熱い思いを持った女性と出会えたことに感謝しかありません。ここ数年で直接聞いた話の中で最も心を動かされた内容でした。本当に本当に。
 
生徒が自らいくつか質問しました。これもうちの学校としてはなかったことです。私も一つだけ質問しました。「起業して一番嬉しかったことは何か」というもの。その答えが「色々とあるけれど、最近は一緒に働いている仲間が成功すること」だと言われていました。リーダーは自分の手柄にしたい部分がある。それが時間が過ぎるに連れてリーダーとしての実績よりも周りの人の成長を嬉しく感じると。ここも涙しました。恥ずかしい限りですが。起業した理由と今の活動にも感銘を受けましたが、周りの人に向かう気持ちというのが本当に心を動かされました。自分自身が評価を受けたいという話ではない。一緒に活動している人たちが「やりがい」を感じて輝いている姿を見るのが「嬉しい」という気持ち。すごいと思います。
 
「リーダーとしてうまくいかない」と壁にぶち当たった時にさまざまなリーダーに関する本を読んだり多くのリーダーに話を聞いたり。そうやって自分自身が変わっていく必要性を感じていく。秋本様の話はいくらでも聞いていられる。そう感じました。自分自身を高めていこうとする姿勢。それは「自分のため」というよりも「他の誰かのため」だという部分が伝わってきました。
 
授業が終わってから2人が「聞きたいことがある」と直接質問に。ある子は「自分はやりたい仕事がある。でも子供の貧困に関心がある。子どもたちをサポートするための活動が働きながらでもできるだろうか。」というもの。これまで半年以上この授業を担当してきた私としてはこれほど嬉しいことはありませんでした。秋本様との出会いの中でこの子達の中に隠れていた「何か」が引き出された気がしています。これだけ集中して講演を聞いている姿を見たのは初めてかもしれません。それだけ子供達の心に響いたのだと思います。
 
感謝しかありません。ぜひとも秋本様の講演を多くの人に聞いてもらいたいと思います。日本を変える。介護から。その強い想いが人を動かし周りを変えていくのだと強く思いました。素晴らしいかただと強く思います。私はこの講演を聞いた日に48歳になりました。最高の出合いというプレゼントをいただきました。感謝しかありません。他の人に会ったときにはこの話をしてぜひとも講演を聞いてもらいたいと伝えて回りました。出身の高校でも「講演」をしてもらいたいと思います。特別ではない感情から行動を起こして世の中を良い方向に変えたいと思う気持ち。大切な部分だと思います。
 
本当に本当に感動しました。人を育てる事が我々の1番の役割だと思います。誰かに評価されるためではなく目の前の子供達のために。強く強くそう感じました。
 
blanketの秋本可愛様に心から感謝いたします。これからの教育活動の指針になる部分だと思います。活動ん応援したい、協力したいと強く感じました。
 
良い気持ちで時間を過ごせました。本当に。本当に。
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U18へ

2024-10-24 | 陸上競技

10月18日から20日にかけて三重に行ってきました。U18に参加するためです。本校の100mHの選手早生まれのため3年生ですが出場することができます。色々な行事と重なっている部分がありましたが、本人保護者共に「出場する」ということでした。出るからにはA決勝に残りたいなと思っていました。1週間前に実施された国スポの結果を踏まえて「めちゃくちゃ厳しい大会」になるのは見えていました。少年Aの決勝進出者が複数名、少年Bで優勝した選手もいます。たった8人しか行けないA決勝に残れるかどうかは微妙な所でした。

 

事前のランキングでは16番目だったと思います。記録も14秒02でしたから。一般用のハードルよりも遅いタイム。これはユースハードルに参加する機会が1度しかなかったため仕方ない部分かなと思います。

 

18日にあさイチで新山口を出発して伊勢に着いたのは13時ごろ。色々とありました。伊勢うどんを食べました。歯応え全くなし(笑)。後で話を聞くとお伊勢参りをされた方が胃腸に疲労があるので「噛まなくても食べられる消化にやさしいうどん」というのが原点だそうです。地元のモノを食するというのは大きな勉強になります。郷土料理にはそれなりの理由がある。

19日、メイン競技場で1次アップ。ほとんどの選手はいませんでした。メインでやっておきたいというのがあったので助かりました。前日は1~2台目が微妙な感じでした。少し届かない感じがありました。これも感覚的なものだと思いますが、ハードルがいつもよりも1つ低いことで「早く降りてしまう」というのがあると思います。より低く越えようとすることで走る距離が長くなってしまう。そのためいつもよりも踏切が遠くなってしまう。考えたら当然の話ですが。それでもかなり改善されていきました。これならなんとか戦えるなという印象。ハイレベルなのはわかっていますが練習での様子を見る限り戦えるという手ごたえはありました。とはいえ、周囲には国スポの時にアップ会場で一緒になっていた選手や指導者がたくさんいたので簡単ではないなというのは明らかでしたが。

 

送り出してスタンドで見ていました。レースが始まるころには少し風が変わってきて走りやすい環境に。

 

1組目からかなりのハイレベルでした。1着が13秒44。今回は5組1着プラス3というめちゃくちゃハードな組となります。うちの選手の組には国スポの少年Bで13秒3で優勝した選手が入っていました。プラス狙いになる。それもあって1着以下のタイムをかなり気にしてみていました。2着13秒57、3着13秒65、4着13秒68。もうとんでもない話です。一昔前なら問題なく決勝で戦えていたタイム。昨年は13秒8くらいで決勝に残れていたと思います。2組目はトップが13秒46、2着が13秒48・・・。どうなっているのか。この時点でプラスの3番目のタイムが13秒65でした。大会前のランキング1位が13秒66でしたからそのレベルを越えないとA決勝はない。

 

内の選手は3組目。スタートからまずまず。前半5台目くらいまでは少年Bの優勝者と互角。後半はスプリントの差が出てしまって離されてしました。トップが13秒44。うちの選手は2着で13秒73。この時点でA決勝への可能性はなくなりました。タイム的には十分すぎるタイムだと思っています。例年であれば・・・。山口県の県最高記録を更新しました。しかしながらそれではU18のレベルでは戦えない。3年生として参加していますがもうワンランク上の記録をもってこの場に臨まないといけない。国スポが一般用のハードルで13秒92。今回はユース企画で13秒73。どちらも力を出し切れたと思っています。しかし、それでは届かないのです。この現実から目を背けることなく取り組んでいかなければいけないと感じました。この子と一緒にやってきたことは間違っていなかったという証明ができた。しかし、そのレベルではまだ戦えない。スプリント能力をどれだけ上げることができるかというのが重要だと思っています。技術的な部分はトップレベルだとしても根本的な走力で勝てない。勉強になりました。

 

タイム的には全体の9番目で順位的には10番目でA決勝進出ならず。B決勝では13秒91で4番目。今持てる力は出し切れたかなと思います。本当に貴重な経験をさせてもらったと思います。昨年度はB決勝で2位、今年度はB決勝で4位。少しだけですが全国で戦うことができた。それだけは間違いないと思います。ノウハウは蓄積されています。県のレベルを引き上げるためにはやはりもっと様々なことを考えながらやらなければいけないと思います。

 

様々なことに感謝。そして私の肉体的なダメージはMAX(笑)。

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気が付けば10月半ば

2024-10-17 | 陸上競技

あっという間に時間が過ぎました。

 

10月4~6日にかけて中国新人へ。3日は舎監。なかなか。この辺りのことは前に書いたような。7・8日と職場に行って9日から15日まで国スポで佐賀へ。ハードな日程です。国スポはあれこれやることがあります。コーチという立場ですが15年以上やっていると思います。おかげさまで県外の先生方とも顔見知りになりそれなりに話ができるようになってきました。

 

普段見ているわけではない選手にどのようにかかわるかというも大きな問題だと思っています。支援コーチで各学校の指導者に来てもらうというのも必要なことだと思っています。その場であれこれ言っても入りませんし、混乱します。高校生レベルで難しいことを試合前に教えると混乱することもあるかなと。普段から高校生に関わりながら、合宿などで指導させてもらいながらコミュニケーションとをとっておくことも必要だと思っています。

 

私が見ている選手は3人出場。今持っている力を出し切れたかと言われると分かっりません。もっと走れたかもしれないと思います。300に出場した選手は冬季明け、57秒前半に行くという手ごたえがありました。が、そのタイミングで股関節が痛くなる。良くなったら今度は逆側。この繰り返しでした。中国五県以後数週間練習ができない。1か月くらいはできたと思いますが。力不足だと思います。300mHに出場した選手、これも故障がありました。そこから気持ちが前向きになれない時期もあり最大限の練習ができたかどうかという部分はあります。結果は予定通りのレース展開で走れましたが大きな差をつけられました。昨年とほぼ同じタイム。「1年間かけて伸びていない」といわれるかもしれません。「やっと戻ってこれた」という印象です。長かった。スプリント能力の向上しかないなと思います。

 

100mHの選手は決勝に一番近いと思っていました。練習での状況はかなり良く、レースも1台目までトップで入りました。本来後半で上がってくるところですが少しリズムが保てなくなって追いつかれる。それでも4台目まではトップに並んでいたのではないかなと。最後競り負けて13秒92のセカンドベスト。追い風0.5。1.5m吹いてくれたら県記録が後進できたかもしれません。予選通過タイムが県記録と同じ13秒82。組で5着となった時点で決勝の可能性はなくなっていたのですが。あと一歩。でも遠い1歩。

 

書きたいことがあるのですがそれは時間に余裕ができたときに。できるのかどうか分かりませんが。

 

16日17日は勤務。空き時間は全くなく。16日までがテストでした。終了後、全体を集めて話を少し。教室に呼びました。これまで1度も教室で話をしたことはないと思います。「集中してやること」「中途半端にやらないこと」という部分。3年生がまだやっています。県スポまで。そうなるとモチベーションが維持できなくなる選手も出てくるかもしれません。それでもやるからには最後までやる。やり切る。やれないなら続ける必要はない。遊びの延長で試合に出るつもりはありません。でるなら最大限のことをやる。当然の話だと思っています。

 

その話をしてから採点。この日の最後にあったテストですが翌日には返却しないといけません。時間がない、採点の合間にグランドで練習を見る。その後、週末に大学受験がある選手のプレゼンの準備。合間にあちこちに連絡。さらに18時から外部講師とのWEB会議。1人の仕事ではないと思っています。それでもやらないと回らない。

 

という感じです。これでblogを書くのはなかなかのこと。すみません。またU18で三重に行きます。怒涛の10月。はぁ。

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どれだけ強い気持ちで臨むか

2024-10-07 | 陸上競技

想うことを。

 

指導をしていて。普段の練習はフレキハードルで実施します。当てても大丈夫なように。というか学校にはフレキハードル以外のハードルが存在しません。学校での練習は全てフレキハードルです。これはかなり恵まれていると思います。当てても痛くない。思い切って練習ができる。これだけで練習効率が上がると思います。

 

しかしながらその弊害も存在する。競技場練習の時に「ハードルが怖くて浮いてしまった」という話がありました。個人的には「え?」という話です。試合も近づいています。ポイント練習の時に「ハードルが怖い」という話になる。実際のレースではハードルはそれなりの硬さがあります。競技場でのハードルは簡単に倒れる軽いものを使っています。試合のハードルは当たっても痛くないかもしれませんが、大きな失速は免れません。フレキハードル以外は怖いという話になるとこれは難しくなります。

 

試合が近づいてくる。その中で「硬いハードルが怖い」と言っていたら実際のレースの時に戦うことはできないと思います。それくらいの「気持ちの強さ」で本当に戦っていけるのか。この話を他県のハードル指導者と話しました。この感覚自体が「練習での強さ」につながると思っています。「何が何でもやってやる」という気持ちがあれば「ハードルが怖い」という話にはなりません。トレーニングに関しても「きついからできない」という話にはならない。が、どこかで「できない」と思っているのであればそれは全ての練習に現れると思っています。絶対にやり遂げてやるという気持ちの部分。実際のレースの時に足が合わなくなったら途中で辞めることはない。それなのに練習だと「上手くいかない」から止める。スタートでも同様です。出て潰れたといって走るのをやめる。実際の試合の時にどうするのか。試合の時はそこから立て直さなければいけません。失敗したからと中国大会の決勝でもレースを止めるのか。そんなことはないはずです。だったら「失敗してもやり通す」というのは必須だと思います。

 

これはバトン練習の時にもよく見かけます。タイミングが合わなくてバトンを渡さないまま止める。いや、試合の時にどうするの?もし失敗したのであれば「待て」をかけるなり「相手が加速に乗る」のを待つなり「対応策」があると思います。そこの部分ができないのであればその1本は完全に無駄になります。それで本当にいいのか。何が何でもバトンの受け渡しをするという意識があれば対応します。バトンが落ちたのならそこからどう対応するのかも含めてやっておく必要があると思います。「上手くいかなかったらからそこで終わり」というのはないと思っています。

 

これも考え方だと思います。そういう考え方の指導は現代の子どもたちには受け入れられない可能性もある。だからといって「ダメなものはダメ」というのを伝えるべきではないか。結局、力があっても「覚悟」がなければ最後の最後で戦えなくなると思います。もちろん、技術的な指導の不足部分もあると思います。もっときちんとした「技術指導」ができれば結果は全く違うものになる。が、最終的に「技術」を支えるのは「心」や「想い」だと思っています。それは教えてできるものではない。もちろん、しつこく話をしていきますがそれに対して「理解する」ことは全くの別物だと思っています。

 

ダメだからできない。これを繰り返していくのは良くないなと。もちろん、私自身が選手や他の人との関わり方が適切ではない可能性もあります。とはいえ、その部分を譲るのであれば指導する意味はないと思います。どう関わっていくのかは自分自身の信念の部分があります。正しいとは思いません。それぞれに考え方はあるでしょうから。

 

微妙な気持ちです。

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記憶をたどりながら・・・

2024-10-07 | 陸上競技

時間的なこともあり相変わらず更新ができません。もう続ける意味さえないのかもしれないなと思っています。

 

この数日間のことに関して。指導に関してどれだけのニーズがあるかという部分です。先週の金曜日から中国新人に参加してきました。結果としては「惨敗」でした。女子の出場者が2名でしたがそれぞれ力を出し切れずに終わってしまった感があります。風の条件なども影響していましたが満足のいく走りとは言えない部分でした。一人は練習では良い動きをするのですが、レースになるとかなり力んでしまいます。今シーズン思い通りの結果が出せずに苦しんでいる部分があります。練習でよい動きができても試合になると「記録を出したい」「勝ちたい」という力みが出てしまってつながりません。今シーズンは我慢の年なのかもしれないなと。もちろん、こちらも取り組みに関しては見直しが必要だと思っています。1月下旬までかなり走れていたのに2月中旬から動きが崩れていた。それを修正できないままシーズンが終わってしまう。申し訳ないなと思いますね。

 

もう一人は100mHに出場しましたが8台目のところで動きが大きくなってしまって結果的に9台目に届かず。途中でレースを辞める形となりました。失格。これはかなり痛い。要因は様々あります。本人とも話をしていますが。根本的な「走力不足」が原因だと思います。これまでは誤魔化しながらやってきて県新人で15秒台に入りました。が、8月に走った100mでは14秒かかっています。このスピードでハードルで15秒台ですから達成率としてはかなり高いと思っています。今回、自分よりも速い選手と走る。県内では大きく差をつけられてある程度自分のペースで走ることができます。今回は周囲に選手がいます。走力がないので「オーバーストライド気味」で走ります。しかし、周囲の選手はそれなりのピッチで走る。そっちに引っ張られtれリズムが上がると「ストライド」が足りなくなって届かなくなる。

 

「遠くから遠くへ」という指導をします。これは導入段階の話です。遠くから踏み切らないと届かない。さらには遠くに着地しないと8.5mが広くなります。一定のレベルまでは「遠くから遠くへ」のほうが良いと考えています。今のうちの選手は走力がありません。ハードルインターバルを届かせようと思えば意図的に「遠くから遠くへ」にしないといけない。ハードル上で「浮く」のはダメだと言われます。それは一定レベル以上の話です。早く降りてしまうと走る距離が長くなる。それでさえ走力がないのに「素早く降りて走れ」というのはハードル種目を分かっていないのではないかと思います。言い過ぎかもしれませんが。常にトップ選手の指導をしているだけであればそんなことは関係ないかもしれません。しかし、「陸上競技の楽しさ」を理解するためにはある程度の「幅広い指導」が必要になってくると思います。

 

現在、13秒91と15秒97の選手が混在しています。2秒違います。それなのに「同じ指導」でいいのかどうか。やはり全く違うと思っています。メニューの中でも意識することは変えるべきだと思っています。1台目までのアプローチは同じかもしれませんが、その後の流れとしては全く違うものになってくるはずです。

 

中国新人の合間に県内から他県に異動された先生に「ハードルの基礎を教えてくれ」という話がありました。試合中なのでスルーしていたら勝手に選手を呼んでいました。3人も呼んでいたので断りにくい。うーん。少し基礎的なことを伝えているとそこにいたこれまた他県の先生が「一緒に」ということで別の選手を1人送り込まれました。こういう機会は実は少ないんだと思います。難しい話をするつもりはありません。それでも「基礎的なこと」を丁寧にやる機会はない。本当に簡単なことだけやりましたが。試合会場なので低いハードルはありません。少し難しくなりますが試合用のハードルを使って実施しました。50分程度ですが本当はもっともっとやりたいところです。とはいえ、なぜ私が「他県の選手のために指導するのか」という微妙な気持ちがありましたが(笑)。

 

こうなると自分自身の中で「指導の在り方」について考えさせられます。別に「県内の指導」いこだわる必要があったのかというう部分。「強くなりたい」と思う選手であれば誰でもいっしょなのではないか。自分自身の考え方ひとつでやりたいことが全く変わってくるのではないか。県内選手だからとか県外選手だとかは関係ない話ではないか。そんな気もしています。

 

今回12月に中四国合宿の指導をさせてもらうことになりました。それもあって中国新人のハードル種目に関しては見ておいたほうが良いなと。お世話になっている先生方の選手もいるのでそこに対して最善のアドバイスができればいいなと。全く走りを見ない状態でアドバイスはできないのでそこも踏まえて見ておくことに。

 

あり方について考える。どうするべきかですね。

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短い距離をする

2024-10-01 | 陸上競技

全く時間が確保できない中でどう活動するのか。多分、想像を超えていると思います。自分自身でも「もう無理だ」と思うことが多々あるからです。それなのに「依頼」がある。これにどのように対応するのか。一人でできることには限界があるのではないかなと思っています。

 

舎監→プロ編(宿泊)→舎監→総合型選抜のためのプレゼン準備。みたいな流れで先週を終えました。いや、これもなかなかだと思います。3日連続外泊。別に家だからよく眠れるというわけでもないのですが。あまりにも出事が多い気がします。10月は半分は家にいない気がします。山口県以外にいるのも中国新人で岡山に3日間。佐賀国国スポで6日間。U18で三重に3日間。その合間にやらないといけないこともたくさんある。生活時間の大半を奪われている感じがあります。

 

先週の練習で競技場に行きました。暗くなるのが早いので2時間程度で終われるように。最初のアップの部分だけ(バランス系とDM∞)だけ一緒にやってあとは完全にフリー。スプリント系は複数人で「スプリント練習」を。マークを使った練習をしましたがスティックマークから円盤マークに変更。従来、私はずっと円盤マークを使っていたのですがここ数年はスティックマークにしていました。色々と考えて(それほどの時間は掛けられていないですが)、円盤マークのほうがいいかなと思って採用。

 

ショートハードルは10歩と8歩、ユースと一般の高さを併用しながら練習を進める。これは個人的にかなり面白いですね。が、ショートハードル組はちょっとおまかせの部分がありました。前の週に全日本実業団に出場した選手に時間を割いていたので、この日は別の種目へと。この日はショートハードルが一番本数が多かったのではないかと思います。

 

300mHのための練習も。復調しつつあります。昨年度U18で10番目になった選手は春先の故障により調子が上がりませんでした。冬季練習中も体調不良などが重なり思うように上がってこない感じがありました。そこに故障での追い打ちでした。やっと走れるようになってきたかなという印象。この日は200mHをやってみましたが、昨年ベストを出して記録とほぼ同じくらいで走れていました。まだまだ課題があるので改善の余地はあるかなと。300mHで43秒前半が出せれば国スポの決勝が見えます。相手がどうこうよりも自分自身が力を出し切ることの方が大事だなと思っています。

 

専門練習の時以外は本当に「短い距離」の練習をメインにしています。この週は木曜日が「体験入学」でした。昨年は参加者が1名だけでしたが今年は複数名来てくれていました。ありがたいことです。山口県においては「競技はどこでもできる」というのがあります。より専門的に指導を受けたいという気持ちがある選手は少ない。今のうちであれば「ハードルやりたい」と思って来てくれた選手は2名だけだと思います。それ以外は私自身が勧誘に関わっていないというのもありますが。そう考えるとこうやって「体験入学」にきてくれるだけでもありがたい話です。

 

話がそれましたが木曜日は体験入学だったので全体の練習も50分程度で終わりにしていました。物足りない部分があるかもしれませんが、あまり大きな負荷をかけることは中学生にとって「壁」になると思いますし。生徒と話をする時間を確保しました。私がではなくうちの選手が。雑談です。

 

金曜日は短い距離のみ。前半部分で道具を使わなくていいような補強を入れてそこから「台ドロップ」やハードルドリルなどの基礎的なこと。久しぶりにやったのではないかなと思います。そこから加速段階T走を実施してバトンの並走。合流走まで実施。この日は90mを使っての並走。30m地点で待っていて合流。前走者は60m地点で終わり、次走者は90m地点まで。途中の30mが競争です。これもかなり好きな練習です。0から走ってきた選手は「中間の維持」が問われる。30m地点からスタートする者は加速段階の時に次走者に追いつかれそうになります。逃げるためにスムーズな加速をしないといけない。どちらもプラスになる練習です。

 

この手のことをきちんと理解してやってくれると力は上がると思います。単純に走るだけでは難しい。練習量に頼って強化するというのは面白くないなと思っています。もちろん、そのほうが短期間で見れば強化しやすいのかもしれません。が、あまりにもしんどいことばかりやっていたら気持ちが保てないかなと。短い距離で本数を重ねるというのもしんどいのでできるだけ絞りながらかなとは思っています。

 

雑記になっています。ひとまず陸上競技のことも少しずつ書けるようにしていきたいなと思っています。少しずつですが。

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やることが尽きず

2024-09-27 | 陸上競技

なかなかの日程で生活しています。どうなのか。

 

今回、総合型選抜の受験をする生徒がいたので個別に対応。受験が目の前なのでかなりの時間を割きました。こういう部分、本来業務だと思っています。この対応で時間が確保できなくなるというのであれば本望かなと。本当に必要なことなのかどうか考えさせられる内容で時間を奪われることは苦痛ですが今回のような内容であればいくらでもという感じです。練習との兼ね合いもあります。全日本実業団にリレーで参加するというのもあったので練習の疲労を抜くために若干練習を減らしました。そのタイミングで総合型選抜の対応ができたという感じです。

 

単純な面接練習と総合型選抜の戦い方は違うと思っています。通常通りの「当たり障りのない面接内容」を指導する人もいると思います。しかしながらそれでは「注目されることはない」と思っています。進路指導をする中で「目的に合った指導」ができるかどうかは大きいと思っています。今回は「狙い」が明確でした。それに対してどのように自分自身を売り出すか。商業系の学習をしているので普通科の生徒と比べると「実体験」がついてきます。「将来こんなことをやりたい」という希望だけではなく「自分自身がやってきたこと」をベースとしてそれを大学でどのように発展させていくか。今回は「起業家教育プログラム」の内容も入れていきました。戦い方をどうするかだと思っています。無策で出たとこ勝負という生徒もいるかもしれません。それでも合格するのかもしれない。それは次にはつながらない。そうであれば「自分自身がやりたいこと」を明確にして言葉にできることが重要だと思います。

 

また、寮で面接練習をしています。1回目は「カウンセリング」的な内容。自分自身がどのような思いを持っているのかを聞き出すことが重要。それを踏まえてどうやって自己PRをするか。生徒によっては「確実に合格するだろうな」という子もいます。だから適当でいいというのではなく「将来のために考える」必要があります。将来、教員になりたい保育士になりたいと思っているのであれば「想い」を言葉にできないといけない。それができないのであれば大学に合格したとしてもそれから先はありません。本当に大切なのは「将来どうするか」だと思っています。この部分は重要かなと。これから陸上競技部の選手の指導もしていくつもりです。どうすれば大学に進めるか。ある程度の方向性を示しながらやっていくことが求められます。

 

なんとなくこの手のことをメインに生きてみても面白いなと思ってはいます。それ以外にもやりたいなと思うことが幾つかあります。エネルギーが限られているので対応するか。自分自身の力をどこで生かすかという話にもなってくると思います。現状を打破するだけのエネルギーがあるかどうかですが。

 

記録しておきます。

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ハードルのことを少し

2024-09-26 | 陸上競技

多忙。この中でどのように活動するのかという話です。処理能力がないからだと思いますが。

 

まったく競技のことに触れていませんが。多少なりと触れておく必要があるのかなとは思います。もともとはそのためにずっと書いていたのに、この状況では「自分自身の時間」の確保ができないのでblogを書くなんてとんでもない。自分自身を保つことさえ困難なのに情報発信するなんて。という今現在だというのだけは確かです。

 

今、100mH の選手が数人います。1人は中国大会の8台目をひっかけてIHに進めなかった選手です。これは本人にとってかなりしんどい状況だったと思います。その時までのベストが14秒14だったか。中国大会の予選準決勝で追い風参考ながらPBを更新していく。準決勝では13秒台に入っていました。が、それでもIHには届かない。苦しかったと思います。

 

地味に記録を更新しながらやってきました。7月に実施された国スポ予選では14秒13。8月の中国選手権で公認で初めての13秒台。13秒97。支部新人に参加して13秒96。本当に微妙にPBを更新してきました。スプリント力がほかの選手と比べるとありません。100mの今シーズンのベストは12秒78です。ハードルロス1秒2くらいですから(本当はもう少し走れるかなと思います)。また、別に県新人で2位に入った1年生、15秒97でした。この子もスプリントは14秒かかるのではないかという水準。そう考えると「ハードルロス」がどれだけ少ないかという話になります。スプリント力がないので最後バウンディングのようになってしまいますがそれでもギリギリ15秒台。

 

先日、全日本実業団が山口県で実施されました。ここでドリームチャレンジとしてうちの100mHの選手が出場。日本記録保持者の隣で走らせてもらいました。なかなか経験できることではありません。1レーンがうちの選手、2レーンが日本記録保持者(笑)。1台目までに置いて行かれました。離れているので他のレーンの選手と競り合うこともない。単独で走る感じになりましたが第2集団に少しついていけたかなという印象。結果は13秒91のPB。どうせなら一気に記録を更新してもらいたいのですが。これだけ安定してい13秒9が出せるようになっているのではまれば13秒7台が出せるのではないかと思っています。山口県記録が13秒82。今回国スポのランキング8位が13秒70。ここがターゲットになるのかなと思っています。近いような遠いような。

 

ここ最近の取り組みは「1台目までのアプローチ」でした。ここで置いて行かれるので何とかしなければいけない。いろいろ考えて「10歩」を取り入れることにしました。1台目までのアプローチを8歩から10歩へ。もちろん距離を伸ばして2歩増やしています。2歩増やすことで高いスピードで1台目まで入れます。これを繰り返す。複数台跳ぶときにも10歩から入る。できるだけ高いスピードで入れるようにしています。

 

これに合わせながら「5歩ハードル」と「12台ハードル」を。定期的にという感じではないですが単純に「1台目まで」「3台目まで」とかではなく様々な形で「ハードル」をとらえるようにしています。先日はアプローチ10歩で1台目をヨンパの高さに設定。よりスピードを上げて1台目に入る練習。これを数本やってから1台目を正規の高さにする。こうやって「積極的に入る」練習をする。3台目のの時は1台目を低くして2台目から正規の高さにする。かなり感じがよくなります。工夫しているとは思いませんが、「これをやったらよくなるだろうな」という流れの中で走っていくようにしています。

 

通常の練習パターンがどのようなものなのか正直わかりません。これまでヨンパに関してはあれこれ工夫をしてきましたが、ショートハードルに関してはほとんど選手がいなかったこともあり細かく設定するというのがありませんでした。今の学校に赴任してから必要に迫られてショートハードルの練習バリエーションを増やしてきました。本当はもっとドリルなどをやれるといいのかなと思いますが。自主的に朝練でやっている選手もいます。

 

どこに正解があるのかわかりません。どのようなパターンの練習があるのかわからない。陸上雑誌を定期購読していますがこの1年間、袋から出したこともありません。だったら買うなよという話ですが。読む時間の確保ができないというのもあります。もっとこうしたらどうだろうか?と見ながら気づくこともあります。グランドに出れればですが。

 

県内でこの手の話をすることはほぼありません。とりあえず記録しておこうと思っています。

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