kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

怒濤の1日・・・

2006-06-05 | Weblog
 本気で大変だった・・・実は今教育実習の担当をしていたりするので、結構大変なわけで、それプラス今年の3月に卒業した生徒の職場訪問をしなければいけなくてあっという間に1日が過ぎていきました。疲労困憊・・・。

 それでも練習には行くのですが(笑)。練習の雰囲気が少し変わりました。まーこのblogをみているみたいなので、いつも言われること+blogでもう一度確認しているのでしょう。考えて動く事は大事。誰かが荷物を持っていたらそれを手伝うのは当たり前だし、上級生がブラシをかけていたら手伝う。もちろん、上級生は何もしないわけではなく途中で交代する。そういう仕組みが少しずつできてきました。これもずっと言ってきたこと。2年生もしばらくできませんでした(最近まで怒られてましたから)。それをみて1年生が少しずつ動けるようになってきたのは「チーム」としての活動ができ始めたのかな。

 今日は「悪夢の1日」。はっきりいってひどかった(負荷が)。最初から最後まで乳酸と戦ってましたから。それでも男子は女子に負けられない。女子は準決勝を目指すために必死になりました。負けられないんですよ。苦手だからできない・・・っていうのは完全に間違い。できないことはない。それはkanekoが言うからではなく、周りの選手に負けないようにしていく雰囲気ができてきたから。これまでのうちを支えてきた練習は「技術」と「気合い」です。単に走るだけではなくしっかりとポイントを意識させながら実施しています。しかし、それだけにはならず「泥臭い」練習も多い。スマートな練習で強くなる選手はきっと一握り。その一握りに入ることを期待して練習を抑えるのか、がむしゃらになって倒れても立ち上がり走るのか?

 今日はみんな立ち上がりました。途中で挫折することなく全員が立ち上がりました。1年生の男子もこれまで甘えていた部分から少し前進しました。カノムラは「強くなりたい」という雰囲気が伝わってきます。他の者よりもスタートラインが後だった分、人一倍やらなければ強くはならない。強くなる可能性を秘めています。
 女子は・・・。激戦。疲れてきてからみなみがまた仕掛けてくれました。そうなったら他の選手も負けられない。スピードのない選手が前半から突っ込めるのにスピードがある選手が突っ込めないのは「気持ち」の問題。少し言葉をかけると全員復活しました(スピード的には復活しないけど走りが)。これだけ競り合って走れるのだから絶対に強くなる。3年生は練習参加がぼちぼちですが、みなみは中国に向けて必死になってます。その気持ちを下級生がどう感じるのか?感じることができれば強くなりますよ。間違いなく。

 5本走り終わって、フィニッシュ付近は、大変なことになってました。「スパイク脱いで良いよ」と聞いた瞬間に女子はほとんど倒れ込みました。そこまで追い込んだのがスゴイというのではなく、キツイ状況でも次に備えて「歩く」というのが徹底しているんですよ。実は歩ける状態ではないにも関わらず、「歩く」ことが習慣付いている。良いことです。そこまで意識を高めることができるのは本人達の努力でしょう。

 たいていこれまでは「良い練習」ができた次の練習は「最悪の練習」になっていましたが、今日は違いました。学習能力が出てきたようです(笑)。今までは「夢」だと思っていたものが、実際に実現しその中で新たなる勝負をしようとする姿勢から周囲のものは学ぶものがあるはず。今まではそんな雰囲気を感じることすらできなかった。それがいつも同じ場所で練習している選手から感じられる。それは大きい。こうやって次につながるんですよ。

 必死になろう。kanekoが与える目標ではなく、自分たちの心から「強くなりたい」と思うことが大事。なんだか楽しくなってきましたよ。

 今の課題はながひー↑が加速段階なのに中間疾走と変わらないこと。1歩目から中間疾走です。爆発的な動きはありません。スーっと来てスーと行きます。恐るべし(最近のkanekoのマイブームはながひー↑で日記を終わらせること。だれも突っ込みを入れてくれないので自分で入れます)。
コメント
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