kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

どこへ向かうのか・・・

2007-09-28 | 陸上競技
 blogを2日間書きませんでした。書く気分でなかったというのもありますが、ここに書くことで色々な問題があるかもしれないと感じたからです。個人のblogでありながら、「公」の部分もある。見る人の気持ちも考えて書く必要もある。気持ちを高めていくための手段としてblogを使うことはできないので、色々考えていました。強く思うのですが「他者との比較」は意味がない気がしています。まずは自分自身がどうするかであり、自分自身が何を目指すかを最優先にしなければいけない。難しい部分ですがやはり大切な部分だと思います。

 自分自身が迷っていては進む方向が決まらない。今は(最初から)全く迷っていません。自分なりのスタンスを決めているつもりです。こちらが「これをやって欲しい」というスタンスではありません。「○○がしたい」という要求があってそれに応えていく。応えていく中で「それをやるなら□□が必要となる」という提供型のスタンスです。色々と考えること、考えさせられることがありやっぱりこの辺が大事だなと強く感じました。私は「優れた指導者」だとは思っていません。私の周りには素晴らしい情熱を持って「きちんとした指導」をされる方々がいらっしゃいます。経験的にも指導的にも私には足りないモノがたくさんあると感じています。それでも「何とかしたい」という気持ちは負けないと思っています。勝つことはできないかもしれませんが、「負けない」と思います。そのために色々と考えるのです。

 「情熱」のエネルギー源は自分自身の中から出てくるモノではありません。この子達のために「何とかしなければ」と思うことがその源です。そう思えなければやはり「情熱」は生まれません。指導は「遊び」ではない。大事な時間を預かってやっているものです。「部活だけ」「陸上の成績だけ」を求めるならそれほど難しくないと思います。問題点には目を向けず、良い部分だけを褒めていけばそれだけで十分ですから。それでは「教育」活動にはなりません。「自己有能感」や「自信」だけを持たせるのが「教育」ではない。間違った方向に進みそうなモノはやはり正さないといけない。私自身が「完璧だ」と思ったことは一度もありません。逆に「足りない」と思うからこそ、必死に前に進もうとするのです。不完全だからこそ、足りないモノを補いながら生きていく。それは自分で気づくモノかもしれないし他者から気づかされることかもしれない。どちらにしても「補う」ことは大切だと感じています。

 うーん、思うことは山のようにあったんだけど、言葉にすると上手く書けないな・・・。この辺が大学院の時に感じた「もどかしさ」ですね。感覚や思いを全て言葉にできない・・・。上手く表現できないことへの「もどかしさ」が強く残ります。無念・・・。
コメント
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