kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

違いは何?

2007-11-13 | 陸上競技
今日は放課後、急な会議があって予定が大狂い。すぐに終わると思っていたのですが1時間ちょっとあり、全く身動きが取れず。練習の指示を出せていなかったので身体が冷えてしまうのと時間を無駄に使わせてしまった…。急な事だったとはいえ、もっと配慮が必要だったと思います。
練習に行ったらなんとか自分達で始めていました。細かい指示は出していませんでしたが大まかな内容は伝えてある(曜日でメニューを決めているので)ので判断をして取り組んでくれていたようです。タイミングを見てから選手を待たせたことについて謝りました。30分近くは待ったと思います。時間を有効に使えなかった事に対して100%私に責任があるので言い訳のしようがありません。本当に申し訳ない事をしました。

選手は練習中にしっかり声も出し真剣に取り組んでいました。かなりの成長です。私がいなくて大丈夫なのかもしれません。しかし、Rest中がいただけません。寒さに対する準備や意識が低すぎる。こちらは身体が冷えて練習の効率が悪くなった事に対して責任を感じていました。が、Rest中にそれほど意識した行動が取れていない。これは良くない。次に備えていかなければいけない場面でそれができないと次の練習の効果が下がります。また、走り込みの日は意識してロングタイツになりますが、今日の坂ではジャージのまま…。持ってきていないのかなと思っていたら、ショート加速ではロングタイツで走る。うーん、何が違うのでしょうか。

全て大事な練習だと思っています。強度の強弱はあっても大切さは変わらないはずです。大切だと思うから私も練習に顔を出します。これは意識の部分です。キツイ練習=効果があるという感覚があるのかもしれません。が、今日坂を走ってから動きが良くなっている者もいるはずです。明日と比べると強度は低い。しかし「質」は高かったはず(意識して走れば…)。練習で良い動きをしようと思えば実際のスプリントの時に近い服装になるべきです。

「誰かがやったらやる」という部分がまだ見られます。返事も同じ。誰かがしなければしない。自分自身が理解できたら返事をすればいいだけのこと。そろって返事をしなくてもいいはずです。タイミングがズレたって何も問題はない。私が言っている事に対して返事がないというのは「理解していない」と判断して指導をしなくても問題はないと思います。こちらが「求めるもの」に対して「反応」がないならそこまでの責任はないはずです。これが逆だったら納得はしないでしょう?!選手が「求めるもの」に対して指導者が「反応」しないで指導をしなければ反発するはずです。考えなければいけません。

小さな事かもしれませんが、効果を上げる事を意識してやっているので明らかに非効率的な事は省いていかなければいけません。私が非効率的な行動を取った時は改めないといけない。そう考えています。

真意が伝わるかどうかは分かりません。なぜ私が連絡ができなくて頭を下げたのか、練習のRestの動きを見て注意をしたのかを理解できなければそれまでです。本気で話す人間の言葉を受け止めようとする姿勢があるかないかは大きい。このあたりを越えると更に良くなると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする