話が前後しますが一応金曜日の話も書いておきます。
金曜日は終業式。2年生の担任としてクラスの生徒の前で話す最後の日です。毎回毎回節目節目では真面目な話をするようにしています(笑)。普段どうなのかという話ですが普段も「何かあったとき」には必ず話をしています。この日はどうしても話をしておきたいことがあったのですが、「心の準備」ができない部分がありました。
詳しい話は書けません。が、今のクラスの子供たちにとっては本当に大きな出来事がありました。修学旅行前から今までこの子たちの中にある「もやもや」についての話をしました。細かい部分は生徒に話しません。個人情報の部分があります。オブラードに包んで話をしないといけないので難しい部分もありますが、生徒はそれなりに察してくれるのではないかと思って話をしました。
今のクラスの子は優しい子が多い。だからこそ自分以外の人のために心配したり涙を流したりします。私の把握していない所でスクールカウンセラーに相談に行ったり、直接私に状況を聞きに来る子もいました。その中で涙を流しながら「何とかしてあげたい」と話す姿を見ていました。みんな一緒にという気持ちがあるのだと思います。それが理想です。が、現実は違う。ここをどうやって受け止めるか。
高校生ですから各自が様々なことを抱えていると思います。その部分を他の人に何とかできるか。できる部分もあればできない部分もある。もちろん、相談に乗ってあげて対応できる部分も多々あると思います。それにより救われるという部分。が、それを求めていない子も出てくる。実際辛い場面に直面して一番苦しんているのは本人だと思います。それに手助けができれば理想。できないことの方が多いかもしれません。だからこそ「周りに気を配る」必要性を説いてきたのです。どうにもならない状況になって「どうした?」と声掛けをしても遅い。
いつも「死」の話をします。「死」を迎えてしまったら何もできなくなる。残された人間は「もっと何かしてあげられたのではないか」と悔やむ。でも何もできないのです。だから生きている間にできることを全てやっておく。友人関係であれば関わりがあるときにしっかりと気を配ったり、一緒にできることをしておくことが重要なのだと思います。距離ができた後に「もっとこうしておけば・・・」と感じても何もできない。状況を変えることは難しいのです。
クラスにとっては大きな出来事がありました。繰り返しになりますがここには書けませんし、書きません。その現実をどうするのか。ここ数日間話をしてきた内容をもう一度思い出してもらいたいと思いました。「決断」を指示してあげる。その「決断」をするまでに本人や周りの人がどれだけ苦しんだか。「ずっと一緒に」という想いは大切です。が、それにより本人がずっと苦しむ可能性がある。結局は自分たちの「エゴ」になるのです。そこの部分を考えてもらいたい。優しい子が多いからストレートに話しました。本当に大切に思うのであればその「決断」を応援してあげてもらいたい。それがすごく大切なことだと思います。
だからこそテンションをあげてもらいたい。下を向いている姿を見られたらダメ。「自分のせいで・・・」と思われるのはマイナスです。それぞれの「道」を進むためには各自が自分のやるべき事をしっかりとやっていかないといけない。今回のことで自分たちが「楽しい高校生活」を遅れなければ、意味がなくなります。目の前のことを一生懸命にやることで「道」は拓けると思います。
詳しい話を書けませんからかなり抽象的なことを書いています。多くの生徒が涙を流していました。この涙は本当に大事だと思いまう。「自分以外の人のために流す涙」というのはこの子たちの「心」の部分が大きく影響しているのだと思います。本当に優しい子が多い。3月1日に卒業式を迎える日、「このクラスで本当に良かった」と思える1年間を過ごして欲しい。そう強く思っています。楽しいことも苦しいことも全てクラスで共有できるとは思いません。それでも「空間」と「時間」を共有することになります。それがこの子たちにとって大きな意味を持ちます。
1年間、担任ができて本当に幸せでした。可能であればもう一年担任ができればと思います。
金曜日は終業式。2年生の担任としてクラスの生徒の前で話す最後の日です。毎回毎回節目節目では真面目な話をするようにしています(笑)。普段どうなのかという話ですが普段も「何かあったとき」には必ず話をしています。この日はどうしても話をしておきたいことがあったのですが、「心の準備」ができない部分がありました。
詳しい話は書けません。が、今のクラスの子供たちにとっては本当に大きな出来事がありました。修学旅行前から今までこの子たちの中にある「もやもや」についての話をしました。細かい部分は生徒に話しません。個人情報の部分があります。オブラードに包んで話をしないといけないので難しい部分もありますが、生徒はそれなりに察してくれるのではないかと思って話をしました。
今のクラスの子は優しい子が多い。だからこそ自分以外の人のために心配したり涙を流したりします。私の把握していない所でスクールカウンセラーに相談に行ったり、直接私に状況を聞きに来る子もいました。その中で涙を流しながら「何とかしてあげたい」と話す姿を見ていました。みんな一緒にという気持ちがあるのだと思います。それが理想です。が、現実は違う。ここをどうやって受け止めるか。
高校生ですから各自が様々なことを抱えていると思います。その部分を他の人に何とかできるか。できる部分もあればできない部分もある。もちろん、相談に乗ってあげて対応できる部分も多々あると思います。それにより救われるという部分。が、それを求めていない子も出てくる。実際辛い場面に直面して一番苦しんているのは本人だと思います。それに手助けができれば理想。できないことの方が多いかもしれません。だからこそ「周りに気を配る」必要性を説いてきたのです。どうにもならない状況になって「どうした?」と声掛けをしても遅い。
いつも「死」の話をします。「死」を迎えてしまったら何もできなくなる。残された人間は「もっと何かしてあげられたのではないか」と悔やむ。でも何もできないのです。だから生きている間にできることを全てやっておく。友人関係であれば関わりがあるときにしっかりと気を配ったり、一緒にできることをしておくことが重要なのだと思います。距離ができた後に「もっとこうしておけば・・・」と感じても何もできない。状況を変えることは難しいのです。
クラスにとっては大きな出来事がありました。繰り返しになりますがここには書けませんし、書きません。その現実をどうするのか。ここ数日間話をしてきた内容をもう一度思い出してもらいたいと思いました。「決断」を指示してあげる。その「決断」をするまでに本人や周りの人がどれだけ苦しんだか。「ずっと一緒に」という想いは大切です。が、それにより本人がずっと苦しむ可能性がある。結局は自分たちの「エゴ」になるのです。そこの部分を考えてもらいたい。優しい子が多いからストレートに話しました。本当に大切に思うのであればその「決断」を応援してあげてもらいたい。それがすごく大切なことだと思います。
だからこそテンションをあげてもらいたい。下を向いている姿を見られたらダメ。「自分のせいで・・・」と思われるのはマイナスです。それぞれの「道」を進むためには各自が自分のやるべき事をしっかりとやっていかないといけない。今回のことで自分たちが「楽しい高校生活」を遅れなければ、意味がなくなります。目の前のことを一生懸命にやることで「道」は拓けると思います。
詳しい話を書けませんからかなり抽象的なことを書いています。多くの生徒が涙を流していました。この涙は本当に大事だと思いまう。「自分以外の人のために流す涙」というのはこの子たちの「心」の部分が大きく影響しているのだと思います。本当に優しい子が多い。3月1日に卒業式を迎える日、「このクラスで本当に良かった」と思える1年間を過ごして欲しい。そう強く思っています。楽しいことも苦しいことも全てクラスで共有できるとは思いません。それでも「空間」と「時間」を共有することになります。それがこの子たちにとって大きな意味を持ちます。
1年間、担任ができて本当に幸せでした。可能であればもう一年担任ができればと思います。