kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

考えること

2015-03-24 | 陸上競技
「考えること」。これはすごく大切なことだと思っています。実は自分自身、周りの人と「感覚的に違うな」と感じることが多々あります。それが正しい違いなのか逸脱した違いなのかは正直分かりません。今のところ大きな問題を発生させていないので間違ってはいないのだと思います。

今の仕事をしていて「表面的な付き合い」をするのは嫌だなと思っています。ワイワイ言いながら終わる。何を持って「教育活動」なのかと言われると私自身判断に困る部分があります。が、場当たり的に生徒と関わるのは長い目で見たときに絶対にプラスにならないと思っています。だから私は生徒に嫌われることを怖がりません。単なる仲良しで何かをするというのは絶対に嫌。表現的に難しいのですが(笑)。自分自身のスタンスを確立することで何が見えてくるのかは分かりません。

競技の面や生徒の関わり方の部分では「ステップアップ」したいという気持ちはあります。それは最終的に「生徒のためになる」からです。自分自身がスキルアップしないと誰の役にも立たない。この感覚は持ち続けていきたいと思っています。何度も書いていますが「昇進したい」という気持ちは一切ありません。「管理職を希望する」という人を否定する気はさらさらありません。それは人それぞれの考え方ですから。誰かの上に立ちたい、認められたいという欲求は誰にでもあるでしょう。が、私にはない。その「感覚の差」だと思います。現場で生徒と向き合いながらやっていくことに生きがいを感じている。それだけの話です。

もちろん、職場ですから「生徒と向き合う」だけで仕事が回るわけではありません。生徒と距離を置かないといけない人、関わりたくても関われない人がいるのは間違いない。いつの日か自分のそのような立場になるのかもしれません。今の仕事をしている間はずっと担任をしておきたいと思いますし、部活の指導をしていきたい。が、そればかりがまかり通る世の中ではないのかもしれません。「クラス」と「部活」は生徒の成長を一番近くで見ることができる大きな仕事だと思っています。そこに価値を感じる人もいればそうではない人もいる。「仕事」として割り切ってやっていけばこれほど楽なことはないと思っています。

が、今の私は明らかに「青い」部分があります。40歳も間近となりいいおっさんになっているのですが、まだまだこのような青臭い部分が大きく残っています。ドライにならないといけない部分があるのは分かっているのですがそれができないのです(笑)。何年も前から「理系にあこがれる」「ドライになる部分が必要」と書いていますが実際はできません。目の目に生徒がいたら多くの場面で感情移入してしまいますし、「何とかしなければ」と思う。「ダメだから見切る」というのができないのです。これは私の最大の長所であり短所だと自覚しています(笑)。

考える。この中で何か出てくるのか?これも分かりません。表面的に何かをするというのが苦手です。私の生徒との関わり方に「不満」や「おかしい」と感じる人も少なからずいると思います。しかし、生徒に好かれようという行動はないと思います。別にそこは一切求めていないから(笑)。人に好かれようとすると疲れます。今の仕事を始めて最初の時に「他の人と上手くやっていけないやろ?」と奥さんに言われたことがあります。お世辞を言ったり、間違っていることに合わせる部分ができないからです。それは自覚しています。他者から嫌われる可能性は高い(笑)。まー別に気にしていないのですが(笑)。

今のスタンスを貫くこと。ここは本当に大事なのか分かりません。年齢を重ねる中で変化していかなければいけない部分があるのは確かでしょう。しかし、「不易」と「流行」ではないですが、「変わってはいけないこと」があると思っています。今の自分を作ってきた部分を大きく変えてしまうというのは「自分らしさ」を失うことになります。それだけはしたくない。

何故か分かりませんがそれなりに生徒に好かれます。私がそう思っているだけなのかもしれませんが(笑)。このような「偏った考え方」と言われてもおかしくない人物を慕ってくれるというのはありがたいことです。そこにはきっと何かの理由があると思っています。自分ではよくわかりません(笑)。もっともっと自分自身の理解をしていきたい。生きている間に何か見えてくればいいなと常々思っています。

何の話か全く分かりませんね。自分でも分かりません(笑)。なんとなく思ったので書いておきました(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピード刺激

2015-03-24 | 陸上競技
月曜日、春休みになり時間の確保ができるようになりました。だからと言ってダラダラと長くやるつもりはありませんが細かい部分の確認をしながら練習を進めることができるかなと考えていました。時間をどう使うか。ここが大きなカギになると思っています。

練習はいつも通りの流れ。特別な練習をするつもりはありません。ダイナマックスを使ってのアップからスティック、ハードルの流れ。それほど時間をかけたつもりはありませんが気が付けば1時間くらいアップにかかっていました。うーん、何故でしょうか。この部分をもっと素早くできればいいと思うのですが省略する所が見つかりません(笑)。長期休業中はこれでいいですが学校が始まったら3時間の練習のうち1位時間がアップだと本練習ができなくなります。この部分の工夫は必要になると思いますね。

ここ最近はスピードスキップをかなり取り入れています。これもなんとなく始めたのですが(笑)。グランド状態が悪くて走れなかった日に学校の横の坂でスキップ練習をしていてついでに・・・という感じで導入したのですがこれが感覚的に良かったようなのでそのまま練習に取り入れています。ある程度の競技レベルになってきたから上手くはまったのかなという気もしています。それぞれの状態に合わせて練習メニューを検討する必要はあると思います。一律に良い練習というのはなかなかないでしょうから。工夫が必要になるだろうなという感じですね。

そのまま並走、バトンパス。ここからさらに時間がかかった気がします(笑)。以前に比べかなり細かい部分まで指摘するようになりました。手の出し方やタイミング、出の姿勢から調整。短時間の運動なのですが多くの要素が含まれています。並走の時にバトンが上手く渡らない所はバトンパスになっても上手くわたりません。この部分は色々と考えるべき内容が含まれていると思います。色々なところで見ていると手の出し方が微妙だったり、バトン流しをしているチームもあります。これが悪いかどうかは分かりません。ひょっとしたらすごく効果がある練習なのかもしれません。が、実際のレースのことを考えると本当に効果があるのか?全否定はできませんが今のところ私は必要ないと思ってやっていません。ここに関してはいつの日か気が向いたら書きます(笑)。実際のレースに必要な部分とは何かを考えていきたいと思っています。

並走で上手く渡らない所には細かく指示を出しました。あれだけ言っているにも関わらず「手の位置の安定」がありません。毎回出す場所が違えば渡すほうも安心してバトンを出すことができない。これは通常からできることです。上述のことと重なる部分がありますが「止まった姿勢」「ジョグ程度のスピード」「流し程度のスピード」「全力走のスピード」ではやるべきことが変わってきます。明らかに感覚が異なるのです。だから並走できちんとした位置に手を出せるようにならないといけない。「渡せばいい」という練習はしたくないと思っています。何故その練習が必要なのかを細かく考えていく、理解していくことが重要です。

バトンパスを行いました。ある程度安定はしてきています。が、細かい部分を考えるとまだまだです。未だに出遅れるという選手もいます。また、この日は風が強かったのでその調整の話もしました。マークを置きます。が、これはあくまで「参考程度」でしかないと思っています。その状況に応じてどのような判断をしないといけないのか。ここが重要なのです。結局はトラックの上で走るのは選手たち。事前の打ち合わせと異なる状況が実際生じることは多々あると思います。その場面での判断。できるかどうかでレースを分けると思っています。

更にスピード刺激を入れたいと思っていたのでトゥトレ。いつもよりも多めに行いました。これだけでかなりの負荷がかかります。感覚的に良く進むと思っているのでもうワンランク上の刺激を入れておくことが必要だと判断しました。多めに行って時間を見るとかなりの時間となっていました(笑)。いや、それほど走っていないのに。この状況で専門練習に入るのは不可能。やろうと思えばできたかもしれませんが時間的に無理。そこでもう一度バトンパスを行うことに。風の状況が不規則だったのでそれに合わせて練習をすればいいなという感じでした。更にスピード感覚が変わってきているはずなのでその部分も含めて調整が必要かなと。案の定、何も言わなければ先ほどと同じ距離でマークを置いています。そして詰まる(笑)。あまりにも予想通りの展開でした。

ここで集めてもう一度確認。毎回毎回きちんと互いの状況を確認する必要があります。さっきこれで良かったから次も大丈夫。そんなことはありません。特に今回のように刺激を入れているのですからそれを上手く利用しないといけません。疲れがある部分とスピードが出始めた部分がどちらが上かは分かりませんが、きちんとコミュニケーションを取っていればそれなりに調整はできるはずです。2本ずつやってこの日の走練習は終了。土曜日に三段跳びの練習をした者が2名腰が痛いと言っていました。やはり負荷が大きい。この辺の調整も難しいですね。

最後にアジリティトレーニングを少しだけやって終了。4時間近く練習しました。負荷的にはそれなりにかかっていると思います。この時期調整していく必要はないと思っています。上手くシーズンに入るために何をするかという部分だと思っています。しっかりと準備を進めていきたいと思いますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする