kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

学び続ける事の意味

2017-10-21 | 陸上競技
思う事を。←最近のほとんどがこのパターン。

先日のことを。中国新人があった時に色々な流れがあって県外の先生方と色々と話をする機会がありました。それなりに県外の先生方にも私の存在は知ってもらえているのかなーと。地味で目立たないと思っていますが。

たまたま他県の先生と夜に合流することになりました。我が師匠の関係で。これまでも様々な所でお会いして挨拶をさせて頂いていました。その方は指導実績もすごい方です。日本一の選手を何人も育てらています。ヨンパの高校記録を持っている&世界選手権のメダリストを育てられた指導者と一緒に話をする機会を得ました。本当に貴重な経験でした。

その中でなんと私の存在を認識してもらえていました。ここは本当に感激しました。地味に生きている私の事をhsg先生に知ってもらえていたとは。前任校からの部分もあるので。無名な私が知ってもらえるというのは貴重。

一番刺激を受けたのはhsg先生の「学ぼうとする意識」です。話を伺うと既に再任用を終え、非常勤として働いていらっしゃるとのこと。そんな中で「あんた、国体の時にやっていた練習、何を意識しているんだ?」と聞かれました。え??先生、国体の場面で私がやろうとしていた練習見てたんですか?!って話です。

さらには「練習見に行きたい」とまで。いやいや、私が見に行きたいんですよーって話をしました。私のような無名な指導者の指導に目を向けてもらえたこと、本当に嬉しく思いました。普通なら興味関心さえ持ってもらえないと思います。実績もない。地方の高校で目立たずやっているだけです。国体などでは様々な指導者が指導されています。同じ地区というのもあって気にかけてもらえたというのはあると思いますが。

やはり「学ぶ」という視点は絶対に持ち続けないといけないと思います。65歳を超えて指導実績がある大御所の先生が私みたいな中途半端な指導者からでも何かを学ぼうとするというのは考えられない。少しでも選手にプラスになるならという感覚でアンテナを張り巡らしているのだと思います。本当に頭が下がります。まー師匠からは「全然だめだから他の指導者の方が良いですよ」と何度も言われていましたが。事実だと思います。

あんた、頑張りなよ。それだけの言葉でしたが本当にありがたいなと思います。こうやって気にかけてもらえるというだけでありがたい。自分の力が足りないというのを痛感しながら。多少なりと周囲から期待されているのだと思います。自意識過剰かもしれませんが。

競技のことをもっと勉強したいと心から感じた瞬間でした。様々な方の期待に応えたいなと思いました。実際はそれだけではないのですが。それでも私のやりたいことはここにあるんだと感じました、どうでもいい話にエネルギーを使っている場合ではない。強くなりたい、指導を受けたいと心から願う選手に対して何をするかなのだと。

こんな私でも認めてくれる先輩方がいる。必要としてくれる選手がいる。感謝しないといけないと思います。指導を受けたくないという人もいると思いますが、私を選んでくれて細かい指導を必要とする選手がいる。それだけでも貴重なことだと思います。そこに応えられるように私も勉強したいなと思っています。可能なら来月は大阪と京都に行きたいなと考えています。今回は細かいところまで突っ込んで話を聞いていきたい。それが最終的にはうちの選手のためになるから。

あー本当はもっと細かく書きたかったの。また元気なら書きます。尊敬すべき多くの指導者から学びたい。全ての人はお手本です。心からそう思います。

分かりにくい内容ですが記録として。
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スピード練習

2017-10-21 | 陸上競技
金曜日、この日は競技場へ。この時期には基本的には競技場へ行かないようにしています。19時までしか使えないというのもありますが、暗くて練習にならないからです。今は18時くらいには暗くなります。この状態では危険。怪我をさせないようにしなければいけませんから。

練習。色々と思うことがありました。私自身、1人の人間です。感情もありますし、考えることもあります。全ての感情を捨て去って生きていければ良いのでしょうが私にはそれはできません。かなりストレスを感じることもあります。そんなことは周囲からすれば大した話ではないのでしょうが。「競技と向き合う」ことがしたいなと強く思っています。生きている時間をどのように使うか。ここに関しては本当に考えさせられます。

練習はスピード重視で。といっても時間が限られています。最大で2時間と決めて練習をしました。暗くなることも含めてです。アップは試合用のアップにして手早く。そのままスパイクを履いてウインドスプリントとスピードスキップ。10バトンと25並走を。見ていると動きにキレがある者とそうでない者の二極化していました。かなり疲労度があるのだと思います。火曜日以降かなり負荷をかけてやっています。今週はしっかりとやりたいと考えていました。このあたりのことは前の記事にも書いたかもしれませんが。2回シャフト補強をやっています。その中で動きをどう作っていくか。

ほぼ休まずにチューブ5歩と前半マーク。ここは外せないなと思っています。練習の中でポイントになる部分かなと。ここがきちんとできるようになると更に走れるようになっていくと思います。練習の中で「何故これをやるのか」という話はしました。正直、他校の練習についてはよく把握ていません。与えられたメニューを消化するというパターンも多くあると思います。そのメニューは何故その配置になっているのかもきちんと説明できるのか?きちんとした指導というのがどの形なのか分かりませんが。

話が逸れますが昨年、どこかのタイミングでkbi先生と話をしたことがあります。何かのタイミングで師匠と周南で飲んでいるとのことで呼び出し(笑)。私は防府で合同練をしていたような。急いで戻って色々と話を聞くことに。その時に前年末の中四国合宿の指導についての話になりました。「やっている練習の意味を説明できるか?」という話でした。kbi先生は全ての練習に意味がある、と。その組み立てにしても本数にしても意味がある。それが説明できない練習をしているようではダメだ、と。

基本的には思いつきでやることが多いですが、その時その時にきちんと「何故やるのか」を考えながらやるようにしています。その都度、何故やるのかを説明しています。それを理解してもらえるかどうかは大きいと思いますが。チューブ5歩と前半マークの組み合わせ。動きの流れの中で必要だと思っています。ある程度流れを作ってから今度はマークなして走ることに。レースの流れを作っていく。意図的にレースを作っていくことをしたい。適当に走っていてそれがたまたま結果に繋がるのではなくきちんとした組み立てをやってから結果につなげていきたい。どの段階でトップスピードを出すのか。思い切り走ってたまたまではない。

外側から見ていると本人達がどのような意識をして走っているかは分かりません。だからこそ「強くなりたいという想い」と比例すると思います。何も指標がなくひたすら走るというのも練習だと思います。メニューだけ与えられてそれに従って走るというのではそういう感覚は身につかないと思います。感覚が鋭ければそれが自然にできるのかもしれませんが。私の指導スタイルはきちんと理解させたいなという部分が大きい。だからこそ「本人がどうなりたいか?」に比例すると思います。

まー話が逸れました。最後にスプリント練習。短長は250m。短短は150-120-90。120-90-60。量としてはそれほどではないかもしませんが。暗くて走る様子はほぼ見れず。それでも良いかなと感じました。本人達がきちんとした課題をもって走っているなら自然と強くなると思います。叱咤激励しなくても強くなりたいのであればきちんと走るだろうし。走れーって言って満足するのは私だけなんだろうなと感じています。今更かという話ですが。

色々と考えるようになりました。前も書きましたが親しい毒舌指導者がいます。飲んでいる時に「先生、指導力はあるけど知識がないわ」とバッサリ切り捨てられました。技術指導がきちんとできていないって指摘なんだと思います。手厳しい。まー事実なんだと思います。だからこそきちんと考えて力をつけていかないといけないなと思いますね。更にはもっと勉強しないといけないなと思います。ここに関しては元気が残っていたらもう少し書きたいなと思っています。

とりあえず記録として。
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